宮代町議会 > 2020-12-08 >
12月08日-06号

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  1. 宮代町議会 2020-12-08
    12月08日-06号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 2年 12月 定例会(第6回)          令和2年第6回宮代町議会定例会 第13日議事日程(第6号)                 令和2年12月8日(火)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告     諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●議案の質疑、討論、採決日程第2 議案第67号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例について日程第3 議案第68号 宮代町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例について日程第4 議案第74号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第75号 所得税法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について日程第6 議案第76号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第77号 指定管理者の指定について日程第8 議案第78号 指定管理者の指定の期間の変更について日程第9 議案第79号 財産の取得について日程第10 議案第80号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて日程第11 議案第81号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて日程第12 議案第82号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第6号)について日程第13 議案第83号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について日程第14 議案第84号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)について日程第15 議案第85号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について日程第16 議案第86号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)について日程第17 議案第87号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第2号)について      ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第18 意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書       ●意見書の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決追加日程第1 意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書      ●議会運営委員会閉会中の継続調査の申出日程第19 議会運営委員会の閉会中の継続調査について      ●議会広報委員会閉会中の継続調査の申出日程第20 議会広報委員会の閉会中の継続調査について      ●議員派遣日程第21 議員派遣について      町長あいさつ      閉議      閉会出席議員(13名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       4番   浅倉孝郎君   5番   金子正志君       6番   西村茂久君   8番   泉 伸一郎君      9番   角野由紀子君  10番   塚村香織君      11番   合川泰治君  12番   土渕保美君      13番   川野武志君  14番   田島正徳君欠席議員(1名)   7番   小河原 正君地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  齋藤和浩君  福祉課長    吉永吉正君   子育て支援課長 小暮正代君  健康介護課長  小島 修君   産業観光課長  井上正己君  まちづくり建設課長       教育推進課長  大場崇明君          石塚孝信君  会計管理者兼会計室長          大橋洋巳君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  長堀康雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(田島正徳君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 小河原議員におかれましては、本日欠席する旨の連絡を受けておりますので、ご報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、11番、合川泰治議員、12番、土渕保美議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第67号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第67号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) おはようございます。 議席2番議員の丸藤でございます。 それでは、2点ほどご質問させていただきます。 まず1点目は、選挙運動用のポスターについてでありますけれども、これは貼り替えや選挙事務所に掲示する分を考慮してということなんですが、枚数なんですけれども、1.1を乗じた数というふうに上限を決めておりますけれども、ほかの自治体ではこれ1.2というところも聞いているんですけれども、この点ではどのようになっているのか、お尋ねしたいと思います。 それから、もう一点は、現行では供託金はありません。議員の場合は15万円となっております。これは首長でもある町長選も同じなんでしょうか。同時に、これまで現行では供託金ゼロでありますけれども、これを新たに設けるということなんですけれども、もう一度この条例改正についての目的についてご説明をお願いしたいと。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、いただいたご質問に順次お答えをさせていただきたいというふうに思います。 まず、選挙運動用のポスターの作成の限度枚数についてということで、今回、提案させていただいている条例案では1.1という計数を乗じているわけですけれども、1.2の計数を掛けている自治体が多いのではないかというご指摘をいただいたところでございます。 実際、県内の自治体の状況を見ますと、議員ご指摘のとおり、1.2を掛けるというふうに規定している自治体が24団体ございまして、大体、全体の60%程度に当たる状況でございます。 こちらの計数につきましては、公職選挙法の施行令で、掲示上の数に地域の実情に即して1から2までの計数を掛けることができるということになってございます。 しかしながら、この選挙運動用のポスターにつきましては、主にポスター掲示場に掲示するものでございまして、掲示できる場所も限られているため、掲示場の数を超えた枚数以上を作成できるように計数を多く設定する必要はないというふうに考えております。 一方で、掲示場に掲示するポスターが破損したりすることも考えられることから、掲示場の数の1割に当たる枚数について予備として作成ができるように1.1の計数を定めたところでございます。 実際にポスターの掲示ができる場所といたしましては、ポスター掲示場、宮代町におきましては78か所ございまして、そのほかに選挙事務所、これは施行令で3枚までということになっています。 あと、演説会場には2枚まで一応貼れると。また、選挙運動用自動車にも一応貼れるということになってございますけれども、そういったことを勘案しましても、1.1の計数を掛けた枚数程度で足りるのではないかということで、この計数を掛けさせていただいておるところでございます。 また、供託金の制度についてということで、ご質問をいただいているところでございます。この供託金の制度につきましては、公職選挙法の改正によりまして導入されたものでございますので、条例等でこの制度を導入したというものではございません。 また、町村長選挙の場合においては、既に供託金制度が導入されておりまして、50万円の供託をしなければならないということになってございます。 供託金制度を導入した理由でございますけれども、これはあくまでも国や町村会等が出している資料に基づいてのお答えになりますけれども、基本的には今回の条例改正というのは、町村議会議員の選挙における立候補に係る環境の改善を図って候補者の費用負担を軽減して、町村議会議員の成り手不足を解消するために改正が行われたというものでございます。 一方で、こうした選挙公営に関する費用については、基本的に公費から出るわけでございますので、そういった候補者の乱立というのを防ぐという狙いもあるというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 再質問させていただきます。 先ほどポスターの件について伺いましたが、1.1ないし1.2を乗じたところも24団体というのは、これは6割ということなんですけれども、どこの話なんでしょうか。町、村の段階では、埼玉県では23団体ですよ。これはどこの話なのか、再度、お尋ねしたいと思います。 それから、先ほど供託金については、もう既に公選法で50万ということなんですけれども、これまだないですよね。これもどこの話なんでしょうか。その点もう一度お尋ねしたいと思います。 なぜかというと、町村議会議員及び町長の選挙においてということですので、これは改めて公職選挙法の一部を改正する法律ができて、こういった町村議会でも条例を作らないといけないということでなっていますよね。そういう点からもこれまで供託金はゼロだったと思うんですけれども、先ほどの50万というのはどこから出てきた話なのか、お尋ねしたいと。 それから、もう一点なんですけれども、確かに今回の条例制定の理由なんですけれども、立候補に関わる環境の改善のためということですよね。 それから、成り手不足というふうにおっしゃられました。こういうのも、今、実際、深刻でありますけれども、宮代の場合は、幸い選挙になっているという状況なんですけれども、立候補環境の改善ということからいけば、むしろ供託金というのは、逆行しているんじゃないかなというふうに思います。 先ほどもう一つ乱立の狙いもあるということなんですけれども、そこまでは、供託金がなくなったからとはいえ、そういうふうになるとはちょっと考えづらいと思うんですけれども、その点についてももう一度お尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 すみません。私の説明が悪かったのかと思いますけれども、もう一度整理をさせていただきたいと思います。 まず、先ほど言いました1.2の計数を掛けている団体が24団体ということで、どこの町なのかということでございますけれども、これは今まで市レベルにおいては、既に選挙公営がなされていたということでございます。したがいまして、この24団体というのは、市、県内の市においてのお話でございます。 また、50万円はどこから出てきた数字かということでございますけれども、先ほど議員から町長の供託金はあったのかというご質問をいただいたので、そこにつきましては、これまで50万円という供託金制度はございましたということでお答えしたものでございます。 今回、公職選挙法の改正によりまして、町村議会議員の部分につきましても供託金制度が導入されたというところでございます。したがいまして、これまで町長選挙には供託金があったと、これから公職選挙法が改正されたので、町村議会議員選挙にも供託金制度が入りますということでございます。 また、成り手不足という話もあったけれども、供託金を導入するということと結びつかないのではないかということでございますけれども、これは供託金というのを一応、公職選挙法でもう定められておりますので、ここは変えることができない部分でございます。 また、制度といたしまして、供託金の没収点に達した場合には、選挙公営が受けられないということになってございます。これは、今回の提案させていただいている条例でも規定させていただいているところでございます。そうした意味からも、公費からお金を負担するわけでございますので、そういった意味で、なるべく公費負担を抑えようということで、こういった制度がつくられているものというふうに認識しておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。
    ◆2番(丸藤栄一君) 再々質問させていただきます。 ポスター掲示の貼り替え枚数については、分かりました。この点については、それは1.1よりは1.2のほうが万が一ということもありますので、多いほうがいいと思いますけれども、これはそれぞれの自治体によって違うということで分かりますが、もう一方の供託金の関係、50万円についても分かりましたが、やはり大きく言えば、公職選挙法、選挙に立候補するということは、やはり憲法に保障された参政権を行使するわけで、今、この点では、成り手不足と言われる深刻なところもあるんですけれども、そういうところからすれば、こういった供託金が没収されるのはいかがなものか。 それから、諸外国では、やはり地方議員で数十万円もの高い供託金を条件にしている国はないというふうに聞いております。ですから、私は、立候補に新たなハードルを持ち込むんではないかなというふうに思いますが、その点どのようにお考えでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 供託金制度につきましては、先ほど来ご説明させていただいているとおり、公職選挙法の改正により導入されたものでございまして、その点について町でどうとかというところではないのかなというふうに思っております。 しかしながら、供託金制度が導入される半面で、選挙公営の拡大というのがされたので、町としては、その拡大のほうにしっかり対応するために条例を制定するということが必要だということで、今回、案を提出させていただいているものですので、ご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 2点質問いたします。 イメージが湧きやすいように、今年の2月に選挙があったわけですから、それと同様なケースの場合ですけれども、町が選挙に負担する金額は幾らになるのか、合計で。 それから、今年の2月の例でいうと、供託金が没収になるのは下から何人目の人までが没収になるのか、具体的に教えていただくと、すごくイメージが分かるんですけれども。 2点目の質問は、次の選挙の場合、もし、初日の5時までに立候補者数がオーバーしなかった場合、そうすると選挙は1日で終わっちゃうわけですけれども、その場合は、自動車借上げとガソリン代と運転手の費用は、全部1日分だけしか出ないということでよろしいんでしょうか。 以上2点です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 まず、直近2月の選挙で考えた場合に、どのくらいの額になるのかというお話でございましたけれども、あくまで今回定めさせていただくのは、上限を定めるものでございまして、実費でかかった部分が上限を超えなければ、その実費部分を負担するというものでございます。したがいまして、一概に幾らになりますということはお伝えできませんし、計算もしていないという状況でございます。 また、没収点についてのご質問でございましたけれども、直近の町議会議員選挙で言いますれば、没収点が一応89票ということになります。それで、それに当たらない人はどのくらいいるかということにつきましては、こちらのほうではお答えはちょっと差し控えさせていただきますけれども、一応没収点が89票ということでございます。 あと、立候補者の数が少なくて、実際にその投票が行われなかった場合の公営ということでございますけれども、こちらについては……。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時19分 △再開 午前10時21分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ◎総務課長(赤井誠吾君) すみません。お答え申し上げます。 選挙が行われなかった場合につきましては、基本的にはビラ、ポスターについては、既に作成されておるものでございますので、こちらについては、上限額の範囲内で公費負担の対象とさせていただくと。ただし、自動車につきましては、これは選挙運動期間中の日数を乗ずるということになっていますので、仮に1日で終わってしまった場合には、その1日分を公費負担させていただくということになるものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) よく分かりました。 もう一つ質問なんですけれども、町でお金を出していただいて選挙ができるということは、大変ありがたいことなんですけれども、逆に候補者に対して何らかの厳しい条件というのはないんですか。例えば納税証明書を提出するとか、残高証明書を提出するとか、あるいは簡単な一般常識の試験をやるとか。少しハードルを上げてもいいような気がするんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 基本的には、選挙につきましては、全国統一の基準でやっておるというふうに認識しておりますので、そういう立候補に係る条件等をこちらで設定するというのはできないというふうに思っておりますし、実際にそういうこともありまして、恐らく供託金制度というのが導入されたというふうに理解しておりますので、ご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ◆5番(金子正志君) ありがとうございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例について、日本共産党議員団を代表して、賛成の立場から討論を行います。 今回の条例案の中に町村議会議員選挙に供託金制度を導入したことについては、これまでゼロであった供託金を町村議会議員選挙に持ち込み、立候補に新たなハードルを設けることになることは間違いありません。環境の改善、成り手不足という答弁もありましたけれども、この点についても条例案とは全く矛盾しているというふうに言わざるを得ません。 しかし、今回の条例による選挙公営の対象に選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ビラの作成、あるいは選挙運動用ポスターの作成を加え、候補者ビラの頒布を可能としたところは改善でありますので、本条例案に賛成をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第67号 宮代町議会議員及び宮代町長の選挙における選挙運動費用の公費負担に関する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第68号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第68号 宮代町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 5番、金子です。 失礼しました。取り消します。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第68号 宮代町都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第74号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第74号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。 このことについては、私は一般質問でも取り上げました。 宮代町で令和元年度県内の改正状況をインターネットでこういうふうに発表しているんですけれども、宮代町の所得割、均等割、この東部地域で一般質問の中では、医療分として所得割が15市町村あるんですけれども、その中で14番目に高い。医療分として均等割については、3番目に高い。そして、支援分としては所得割で11番目に高い。均等割で4番目に高い。介護分としては所得割で7番目に高い。均等割で2番目。 平均にすると、この東部地域全体の中では、所得割としては7.04%、宮代町は6.17%、所得割が少なくなっております。そして、均等割、これは赤ちゃんから誰も入っていれば、1人人口割です。その家族の所得割で、5人家族なら5人分といかいう、それが1人3万1,800円、平均では2万7,529円となっております。これは非常に高いです。2番目に高いですから、この東部地域で。 支援分としては宮代町は2.05%、平均では2.14%、所得割は、要するに収入の高い人は安くなっています。均等割は1万1,000円、平均では9,771円。この支援分としては、やはり均等割が高くなっている。 介護分としては、平均では1.81%、宮代町は1.89%、均等割は、宮代町は1万4,100円、平均では1万1,250円。このように均等割が非常に高くなっております。これで来年度改正すると、また、これが東部地域ではどうなっていくのか。様相としてどうなっていくのか、まず、お聞かせください。 そして、高額所得者を対象にするんだ、三十数名でしたか、を対象にするんだと言っていますけれども、この高額所得者の所得、国民健康保険では幾らになるのか、もう一度おっしゃってください。 そして、他の保険会社、特に協会けんぽなんかは2,000万円まで細かい制度、ランクづけやっているんです。宮代の国民健康保険はどうなっているのか、その辺のところをおっしゃってください。先ず、質問1点目はそれです。現状をお示しください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時33分 △再開 午前10時34分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答えいたします。 1点目、今回の改正によってどのような影響が出るかということなんでございますけれども、このたびの改正では2点改正がありまして、賦課限度額を見直すことと、それと、個人所得税の見直しがなされた関係で、国民健康保険税のほうの被保険者に係る所得の所要の見直しを行うこととするものでございます。 限度額の見直しによりまして、これまで賦課限度額を超えていた高額所得世帯が34世帯あったんですが、今回の限度額の見直しによりまして、3世帯増えて37世帯となるものでございます。影響額につきましては、最大で3万円でございまして、7割、5割、2割の均等割軽減世帯をはじめ、高額所得世帯37世帯以外の影響のほうはございません。 それと、今回の個人住民税の見直しにおいて給与所得控除や公的年金控除から基礎控除へ10万円の振替を行うことによる影響でございますが、こちらにつきましては、今回の個人住民税の見直しで、国民健康保険税に影響が出ないようにするための改正でございまして、こちらの見直しによりましては被保険者への税の影響はないものと考えております。 それと、2点目でございますけれども、今回の賦課限度額の見直しによって影響を受ける世帯の所得というご質問でございますけれども……。 ちょっと、すみません。 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時38分 △再開 午前10時39分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ◎住民課長(高橋暁尋君) 大変申し訳ございませんが、賦課限度額を見直すことによる所得のデータについては、今ちょっと手持ちにございませんので、お答えすることができません。 それと、3点目でございますけれども……。 大変申し訳ございません。3点目の質問、もう一度いただけますでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 今、現状としては、こういう現状があるんだけれども、要するにほかの自治体、値上げによって宮代町は、この位置が、私が言ったのは令和元年度のデータを言ったんですけれども、値上げによって自治体の位置というのはどういうふうになるのか。 ◎住民課長(高橋暁尋君) 分かりました。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 ◎住民課長(高橋暁尋君) お答えいたします。 今回の改正によりましては、限度額の引上げをするものでございまして、基本的には所得割も均等割も今回の改正では変更いたしませんので、基本的には影響のほうはないものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 課税限度額を61万から63万円に、そして、介護分のあれを16万から17万円に引き上げる。そして、影響出るのが37世帯。 宮代町の収入などを見ていると、一般質問での回答ですけれども、7割軽減が1,276世帯、24.9%、5割軽減が630世帯、12.3%、2割軽減が596世帯で11.6%となっているんですよ。 収入別に見ると、令和2年10月現在で所得100万円未満が161世帯で59.8%、100万から300万未満が80世帯で30.9%、300万以上が25世帯、この300万以上は25世帯というのは、全部入ってしまうんです。 そして、300万未満の80世帯の中にも一部入ってくると思われるんですよ。300万以上が25世帯ですから、さっき言った37世帯の中に。これ所得別ではどういうふうになっているのか、ちょっともう一度。 中間層の高額感が薄らぐということで、所得のある人だけを上げるんだという説明はされていましたけれども、高額所得者を上げると。国民健康保険の高額所得者というのは、じゃ、幾らなんですか。その辺のところをおっしゃってください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 今回の改正は、あくまでも限度額を引き上げるということで、高額所得世帯の34世帯の人に影響があると、それを超えている人。それで、今回は4世帯加わって37世帯の人が影響があるということになって、均等割を軽減されている世帯の人については、全く影響がないものでございます。 それで、ご質問にありました高額所得者というのはどのぐらいの人かということなんですけれども、これはあくまでもそれぞれの世帯によって高額所得の賦課限度額に該当するかどうかというのは変わってくるものでございまして、例えば4人世帯でございますと、所得額が848万円以上の方が対象となってくるものでございまして、均等割の軽減世帯の方には今回の賦課限度額の引上げによる保険税の影響はないものでございます。 以上でございます。 すみません。ちょっと先ほどの答弁、訂正させていただきます。 今まで賦課限度額だった世帯が34世帯ありまして、今回3世帯加わって、37世帯の方に今回の賦課限度額の引上げによって影響が出るものでございます。 すみません。訂正させていただきます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 最後になりますので、一般質問で答弁したのは300万円以上、これが高額所得世帯だと思うんですけれども、25世帯いるんですよ。高額所得者というのは、国民健康保険に入っている人が300万以上なんですか。25世帯なんですよ、それが。これ全部入るわけですよね。 さっき言った4人世帯で848万だって言いましたけれども、ほかの、先ほども言いました社会保険、協会けんぽでは、2,000万まではランクづけされているんですよ。国民健康保険だけが848万で、手取りにすればもっと低くなりますよね、これは。そういう人からも高額所得だっていって値上げをする。これは、1年限りではなりませんよ。ほかの人もどんどん上がってきますから、入ってきますよね、今回の見直しで。今回だけはここかもしれない。 しかし、国民健康保険は、もともと所得の低い人が入っているわけです。この内部だけで、国民健康保険入っている人だけで調整をするというのは、これは不可能じゃないですか。こんな低い所得の人からも取る。そして、赤ちゃんから子供、小学生まで取っていく。それが宮代町の場合は、均等割が高い。医療分だけでも3万1,800円ですよ。これは令和元年度の改正内容では3万1,800円、2番目に高いんですよ、この東部地域で。限度額だけを上げたから、高額所得者、じゃ、幾らなのかって聞いたら848万円、4人家族で。 こういう宮代町の高い、そして、入っている人たちだけで調整をする。私は賛成できません、それについては。せめてと言っちゃ悪いんですけれども、埼玉県のこの東部地域の平均までは引き下げるべきじゃないんですか、上げるんじゃなくて。私はそういうふうに感じるんですけれども、その辺のところはどういうふうに思っているんですか。高いと思っているんですか。宮代町の国民健康保険は。ほかのところよりか低いと思っているんですか。だから上げる。おっしゃってください。 ○議長(田島正徳君) 山下議員、質問は簡単明瞭に…… ◆1番(山下秋夫君) 高いか低いかということなんですよ、宮代は。 ○議長(田島正徳君) 討論ではないので、質疑…… ◆1番(山下秋夫君) 高いか低いかと聞いているんですよ。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 東部地区内での保険税の順位なんですけれども、当町は東部地区内では上から11番目になりますので、東部地区で決して高いということではないというように考えております。 今回の限度額の引上げにつきましては、あくまでも高額所得者の方に負担をいただいて、中間所得層の方に影響が出ないようにするための限度額引上げでございまして、均等割が減額となっている7割、5割、2割の均等割の世帯をはじめ、先ほど言った37世帯以外の方への影響はないというような改正でございまして、今回はあくまでも税率改正ではなく、限度額を引き上げる改正を提案しているものでございまして、被保険者に対しては、基本的には先ほど言った37世帯以外の方への影響はないものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はございませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 今回は確かに課税限度額の見直しということなんですが、これに関連してお尋ねしたいんですけれども、今回は確かに国保税の税率については、1年凍結ということであります。 全協の中でも独立行政法人労働政策研究・研修機構の新型コロナウイルス感染拡大の仕事や、生活への影響に関する調査や、埼玉県の新型コロナウイルス感染症の影響に関する緊急調査からもということで、独自の調査ではないんですけれども、この新型コロナウイルス感染拡大による影響というのは計り知れないと思うんですけれども、国保税の見直しについて1年延期するということなんですけれども、これは丁寧に説明していくということなんですけれども、どういった形で説明していくのか。 また、このコロナウイルス1年で収まるというような状況ではありません。そういう中で、今後、これは今後の話ですけれども、このままコロナウイルスの関係が長引いた場合、どういうふうになるのか、その点についてもお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 今回の税率の見直し1年延期することについての町民への説明というご質問でございますけれども、今回ご提案させていただいた賦課限度額の引上げ等が承認された場合には、その賦課限度額の引上げのお知らせと一緒に今回1年間コロナウイルスの関係で、本来であれば令和3年度に税率改正の見直しをするということで考えていたところを、1年延期させていただくということを、町の広報やホームページを通じて住民の方に説明をしていきたいというように考えているところでございます。 それと、2点目のご質問、コロナウイルスによる影響で今後税率の見直しをどうするのかというご質問でございますけれども、一応、今回、町の国保の協議会からの答申では1年は延期するということですけれども、来年度の見直しについては、コロナウイルスの影響を見た上でというようなことで答申書にもありますので、そういった点も踏まえて来年度も国保運営の協議会のほうに見直しについての諮問のほうをしまして、その答申を受けた上で見直しの判断をしていきたいというように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 今回の、今、税率据置きというか1年延期ということなんですけれども、これは令和元年度の決算では、約4,000万円の赤字が生じるというふうに試算しておりますけれども、これが1年延期により、令和4年度以降の赤字額がさらに膨らんできますよね。私どもは赤字というふうには言いませんけれども、町の見方としてはそういうふうに、また、付帯意見も出ておりますけれども、そうするとコロナ禍による影響はさらに雪だるま式というと言い方があれかもしれませんけれども、さらに大きくなると。 県では令和8年度までに赤字完全解消と言っていますよね。そうすると、これをそのまま実施していこうとすると、さらに被保険者への負担が大きくなると思うんですけれども、その点では、先ほどの答弁は、1年間はということなんですけれども、さらにコロナ状況を見てということなんですけれども、そういった点では非常に心配なんですけれども、町としてはこの点、県のほうの解消見込年度と、今、置かれているコロナも含めた状況は、大変厳しいと思うんですけれども、その辺ではどのように見ているんでしょうか。 また、県への対応はどのようにするのか、お尋ねします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 コロナによる影響ということのご質問でございますけれども、今回のコロナの影響が今後、令和2年度、3年度の一時的なものでとどまるのか、これ長期になるのかというのは、今のところ予想がつかないような状況でございます。 そうした中で、国民健康保険の事業については、引き続き行っていかなければならないものでございますが、今回の税収の落ち込みについては、コロナ対策の減免なんかも今回はやらせていただいているところなんですけれども、こちらの減免については、市町村への財政措置のほうが盛り込まれておりまして、その税収が落ち込む分の一部は補填されることになっております。 その後、国や県のほうからコロナ影響による税収の落ち込み分の補填とかというようなことはまだ示されておりませんが、今後、国とか県の対応等も見ながら、それに対して対応していきたいというように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 今、確かに課長から言われるようにコロナ危機といいますか、これはどこまでどのようになるかは誰も分からないところであります。 しかし、はっきりしていることは、このコロナ禍がずっと続けば、税収についてももちろん減額されてきますし、それなりの対応はしなければいけないんですけれども。対応等を見ながらということなんですけれども、もう一歩先に、やはり減額された分については、ちゃんと財政支援はしてくださいと国や県に申し入れて当然だと思うんですけれども、対応等を見ながらという、その見ながらというのはそういうことも含めてということで、強く言うべきだと思うんですが、その点最後ですので、お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 今、丸藤議員のご指摘がありましたとおり、町のほうの国保の財政のほうも大変厳しいような状況になってございまして、ここでコロナによる影響も税収の落ち込みというのは必ず出てくると思われます。こうしたことから、国、県に対しまして、その点についても強く要望していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑ございませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下秋夫です。 私は、日本共産党を代表して、議案第74号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。 私は、社会保障としての国民健康保険であります、この国民健康保険、町民の支払い能力のない町民もいます。実態は、収入別からもうかがえます。最高限度額は引き上げると言っておりました。しかし、町民の収入4人家族で848万円、これが決して高い高額な所得とは思われません。私は、日本の皆保険制度からも収入実態からも国民健康保険税を値下げするべきと思っております。 協会けんぽでは2,000万円までランクがあり、細かな保険税となっております。低所得者対策として保険税減税は、都道府県単位化により、国保運営方針においても一般会計からの繰入れは可能とされております。加入者の中でのやりくりをして穴埋めをするのではなく、一般会計からの繰入れや町の財政調整基金を活用すべきと思われます。それにより加入者の軽減措置ができると思われます。 全国知事会や全国市長会も求めている1兆円規模の公費の投入を国が行うこと、国保しかない均等割などの廃止を求め、制度改革を図るべきと考えております。 よって、反対といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第74号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。 再開は11時20分といたします。 △休憩 午前11時05分 △再開 午前11時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第75号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第75号 所得税法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第75号 所得税法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第76号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第76号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 1番の山下です。 県のほうから条例をそのまま引き継いだということなんですけれども、この条例、県のほうでは過去に値段を変えたことはあるんでしょうか。見直しをしたことはあるんでしょうか。 また、宮代町は、この条例が来たときに、県を見習って何年おきぐらいに見直しを行うんでしょうか。その辺のところをおっしゃってください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 金額の見直しにつきましては、直近でどこで行ったかということについては承知しておりません。私、まちづくり建設課長として2年目でございますが、この2年での改定は少なくとも行ってはおりません。また、その前の都市計画室長だった時代にも、ほぼ同額の金額と承知しております。 また、今後の見直しでございますが、当面は近隣市町も同額で設定をしておりますので、この金額を引き継いでいくような予定ではおりますが、社会経済情勢等の大きな変化があれば、その都度見直しは必要であるというふうに認識をしております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はございませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第76号 宮代町手数料条例の一部を改正する条例についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕
    ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第77号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第7、議案第77号 指定管理者の指定についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 質問なんですけれども、これ選定したときの点数が100点満点中58.7点、MCAサポートセンターさんということだったんですけれども、団体Aのほう、---------------が100点満点中55.7点ということだったんですけれども、---------------の実績を見ますと、全国の44自治体55施設を管理していまして、文化事業も年間800事業やっています。近隣では、菖蒲文化会館、栗橋文化会館、久喜総合文化会館などもやっており、ホームページを見る限りでは雇用の創造、防災もやる、公共文化施設の価値を高めるといった点で、実績的にはかなりすばらしいんじゃないかなと思っています。 そこで、質問なんですけれども、選定理由1、2、3と書かれてありますけれども、こちらちょっと客観的に見れば、この---------------にも当てはまるような感じがしますので、MCAサポートさん、これは進修館だけの実績ですけれども、MCAサポートさんを高く評価したというのはどこなのか、お聞かせください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 今回、進修館の指定管理につきましては、3社のご提案をいただきました。そのうち浅倉議員さんからありましたその選定理由でございますが、これはまずご説明させていただきますと、今回は、まず評価の委員につきましては、副町長はじめ企画財政課長、それから、私自身の町民生活課長、それと共栄大の先生、それから、公募の市民という形で5名での選定と、その中でそれぞれの評価の仕方、評価というものは、やはりそれぞれの事業内容、またプロポーザル方式でございますので、特長であるとか、これからの取組であるとか、様々な事業、そういうものを評価し、最終的に評点的にはMCAという形になってございます。 選定理由をここで具体的に申し上げますと、それぞれ皆様の考えというのがありますが、基本的には、やはり2期6年という実績と、これが非常に大きかったかなというふうには私自身は感じておりますが、もちろん事業云々につきましても、様々な事業の取組をしてまいりました。ただ今年度等につきましては、コロナの影響で進修館のほうの事業等は非常に何もできなかったというのが現状でございますが、ただ状況としまして、今後、町としても今後の第5次総合計画であるとか、そういうものを鑑みた上で、基本的にはそのもので、こちらで提案差し上げました事業等を全うしていただけると、そういう部分で期待ができるということで、主な理由ということで申し上げますが、まずそれが1つかなと、事業の展開。 それから、スタッフの関係。今回はスタッフにつきましても、様々な事業を行うためのマネジメントをしていただくような、そういうスタッフもぜひとも入れていただきたいと、様々な関係の事業を実施するに当たりましては、やっぱりマネジメントスタッフというものも必要じゃないかと、そういう提案を差し上げました。 そういう形で、スタッフについても体制が今までのと変わると、そういうこともございますので、理由としましてはいろいろ選定委員さんの個々の理由はありますが、私自身がちょっと今把握しているというか、その状況を今回の委員の中で出た皆様のご意見等をいただきますと、その辺が主な選定の理由になるかと思います。もちろんそれ以外にも多々あります。そういうふうな状況でご理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員、一応1番のMCAは名前が出ておりますけれども、次の団体Aと団体B、名称は書いておりませんので、先ほど会社名をおっしゃっていましたけれども、そこだけは注意してください。 ◆4番(浅倉孝郎君) はい、分かりました。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 再質問させていただきます。 選定の方法は分かったんですけれども、もう一つお聞きしたいのが、委員の構成で町の職員が3名となっていますけれども、やっぱり例えば何年もやっている団体に対しまして、本当に客観的に評価ができるのかという疑問が浮かびます。 あと、契約のほうが5年間ということなんですけれども、こちらはちょっと長過ぎるような気がするんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 指定管理については、指定管理の指定手続等に関する条例、それと条例施行規則というのがございまして、その中で選考委員会の構成については定めをしておりまして、副町長が委員長になり、関係課長、それと経営に専門的な知識を有する方、今回の場合は共栄大学の先生にお願いしたわけですが、それと公募による市民という構成に、それに従ってさせていただいているところです。 それと、公の施設の指定管理制度に関する指針というのが平成17年度に作られた指針がございますが、それによりますと、町としての指定管理、公共施設の指定管理の期間は5年以内とするというような定めがございますので、それに従っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 2点質問させていただきます。 関係資料の中で7ページ、6番、施設の管理運営に関する基本的な考えの中で、5番の地域住民や利用者の意見、要望等を管理運営に反映させてくださいということなんですが、これはどのように反映されたか、お答えください。 あと、ちょっと以前からも気になっているんですが、11ページ、利用についてなんですが、5のその他のア、2行目に議会の利用が最優先となりますということです。議会開催日と重ならないよう事前に町議会事務局と調整してくださいとのことなんですが、これって議会この日になるということで調整をするということなんですが、臨時議会が出たり、議会延長になった場合、議場ではなく小ホールという予約が入っていた場合、利用が議場として使えないということが以前あったと思うんですが、ここは今どうなっているのか、議会が延長になったり臨時議会が入ったときに使えるのか、そこをお聞きいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 施設の管理運営に関する基本的考えという中に、地域住民や利用者の意見、要望等の管理運営に反映させるというところでございますが、これにつきましては、今現状は毎月1回定例会という形で町民生活課の担当職員とこちらのMCAの担当職員との調整を会議をさせていただいております。 その際におきまして、私どもに入った意見は必ず伝えるようにしています。それはいろんなことがございます。苦情面もございますし、施設の面もあります。そういうものの連絡調整を図っていると、それから、現状の状況等の把握、例えば利用人数であるとか、利用状況はどうだとか、そういうこともやらさせていただいているというのが現状でございますので、この部分につきましては、そのような形で、今現在は月1回必ず情報の共有を図っているというような状況でご理解いただきたいと存じます。 それから、議会の日程の関係でございますが、一応基本的に今議会のほうでの、ここは小ホール並びに議場というふうになっているのはご理解いただいているかと思います。基本的には議場、町民の方からすると小ホールと、そういう形でここは兼ねているというふうに書いてございますが、基本的に議会のある場合については議会が優先という形で日程のほうを調整をさせていただいているのが現状ございます。ただし、議会の延長であるとか、会期延長等があった場合にはということで、若干のそれは議会事務局等の日程の中で、多少の余裕を持っているということは存じています。ただあくまでも年間の議会は年4回ございます。ですので、基本的な日程につきましては事前に予定だけを入れさせていただいて、議会を優先に議場という形で利用をお願いしているところでございます。そのような形で調整を図りながら対応させていただいていると、ただ会期につきましては、臨時会等があった場合につきましては、やはり小ホールの利用状況を確認した上で実施をさせていただいているということでございますので、ご理解のほうをいただければと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 再質問させていただきます。 地域住民や利用者の意見、要望等を管理運営に反映させてくださいとあったので、何かいろいろ要望出たものが反映されているちょっと具体例というのが知りたかったんですが、管理なので、町のほうの要望等が入っているかなとは思うんですが、そこを具体的にもうちょっとお答えいただけたらと思います。 それで議会のほうなんですが、普通の本会議は年4回決まっております。このコロナ禍の中で、コロナ禍とは関係なくても全国の議会をちょっと調べてみますと、委員会、今町は特別委員会全議員でやっているわけですけれども、委員会自体をこの議場でやっているところもあるんですね、コロナ禍の前から。このコロナ禍になって、来年、再来年どうなるか分からないんですが、私なんかは傍聴の人数とか、あと議会室でとてもこの人数でやっていくのは無理ではないかという考えを持てております。それで、そういう委員会とかここでやるような、そうしたら職員の方もたくさん入れるしとか考えると、委員会とかできることがいいなと思うんですが、公民館は借りるときに町が使うものに関してが入ったときは使えないとなっているので、健康体操とか3か月前から予約を入れても、1か月前に健康体操が入ると使えなくなっちゃうんですね。そこは、公民館とこの進修館の位置づけが違うからそうなっているのか、分かればお答えいただきたいんですが、そういうことを考えると、やっぱり公民館と同じような位置づけはできないのかということをお聞きします。 先ほど1点聞き忘れたんですが、駐車場なんですが、これ見ると、指定管理者が駐車場に関して駐車台数の数を数えるとのみあるんですが、もうちょっと管理に関しては求めているものはないんでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 まず、施設管理運営に関する基本的な考えの中の、町民からの、利用者からのご意見ですね、具体的にということでございますが、進修館につきましては、基本的に利用時間は午前9時からという中で、やはり例えば大きな大会、大きなイベントの場合は、基本的にはご相談をいただき、8時半開館であるとか、そういうご相談をいただいた状況において対応させていただいていると、それが一つの具体例になるかなと。基本的に時間は午前9時から午後9時半までということでございますが、やはりちょっとした大きなイベントであれば、この9時というものがどうしても早めてほしいという場合等につきましては、ご相談をいただき、8時半開館等、鍵の鍵開けということになるかと思いますが、そのような対応をさせていただいているということでございます。 それから、ちょっとあれですけれども、すみません、駐車場の管理でございますけれども、これは以前からも駐車場のほうにつきましては、非常に駐車場台数が限られております。進修館の利用者、また役場への利用者、あと社会福祉協議会の利用者ですね、この方々が駐車場として利用していただくわけでございますが、日によっては駐車場がいっぱいであると、そういう現状も理解しております。どうしても駅から近いので、駅に通う方が置かれている場合もあったということもございました。 それで今回、MCAさんのほうにその駐車場管理という意味で、毎日、時間的に決めさせていただきまして、駐車場の管理ということで台数チェックをさせていただいております。どのくらい利用があるかと、それはやはり管理という意味では、まずは長時間置かれていないかというのも確認が取れますし、また、日々によって利用状況によって、今日はこういう事業がたくさんあるとこのくらいの駐車場がいっぱいになるんだなと、そういうものも含めまして、駐車場の管理をお願いするということでございます。 それから、利用の関係、ちょっと公民館のほうの関係というところではございますが、一応、基本的には進修館の管理運営条例、それに伴って進めさせていただいているという状況でございますので、もし特に何か不都合等があれば、それは改善するべきかなというふうに思っておりますが、基本的に様々な施設の例えば予約の期間、例えば1か月前から予約できますとか、半年前から予約できますとか、様々な公共施設の利用の若干の違いはあるかと存じますが、その辺はできれば統一されたほうがいいかなというふうには思っております。ただ施設等によっては、やっぱり用途等がまた違ってしまうということも考えますと、なかなか統一のほうも難しいかなというふうに思いますので、その辺につきましては検討課題というふうにさせていただければと考えております。 以上でございます。質問のほうが前後いたしましたが、よろしいでしょうか。失礼します。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 再々質問させていただきます。丸山でございます。 1件、要望等の管理については分かりました。駐車場なんですが、今年コロナ禍で大きなイベントもございませんでしたので、非常に混むということはなかったんですが、進修館独自で自主事業もされますよね。ほかの団体がイベントをするとき、駐車場の管理について公共機関を使ってほしいとか求めますよね。自主事業に関してはどういう対策を取っているのか。今後、コロナ禍でやっぱり公共機関を避ける人も多くなると、どうしても車の方が増える可能性がありますけれども、そういうところがどうなっているのか、再度お聞きします。 議会に関してですが、ちょっと以前、臨時会を延長するというときに、予約が入っていないから入れないということをちょっと聞いたことがございまして、やはり私どもは公民館を使っている身とすると、ああ、町がやるんだったら健康体操でもなんでも、はい、分かりましたということで受けております。それが議会という、私は議会は大変大切なものだと思うんですが、その議会をやるのに、利用者のほうが優先というのはいかがかなって、やはり3月議会などは年度末ぎりぎりまでかかりますので、そういうときに利用団体が入っているから使えないということはあり得ないと思うんですね。そういうところはやはりきちっと、やはり議会を尊重するという意味と、やはり審議を重ねるという意味で、そこのところは検討してもらいたいと思います。 ちょっと私も浅倉議員と同じように調べました。図書館のほうは指定管理をされているところはかなり大きいところがやっているので、きちっとやってくださっています。その点、ちょっと私もここ不安があるのと、実績がこの進修館あるというのもありますけれども、なぜこの50数点に関しては、ちょっと説明を求めたこともございますが、同じようにきちっとやっている業者で、なぜ小さいところがやっているのか、図書館のほうは大きなところに任せて、私は非常にうまくいっていると思っておりますので、そこのところも兼ね備えまして、議会の使い方についてお聞きします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 駐車場の関係でございます。自主事業等を実施した場合、駐車場の関係、今現在はコロナの関係で利用等、また、大きなイベント等はございません。事業の場合、コロナ禍という考え方で申し上げますと、事業は実施しますが、その定員の縮小を図ると。例えば30人定員のものは、残念ながら15人にさせていただくとか、そのような工夫で、様々な事業が展開されますが、やはり定員というところをマックスにするのではなく、やはり施設と広さと、また、密にならないという観点から定員の縮小を図り、事業等を実施するというような形になると、実際にそのような形で実施をさせていただいた事業もあるということでご理解をいただきたいと存じます。 それから、今回、利用の関係で、先ほどちょっと議会関係で日程のほう、この小ホールにつきましては、日程等が決まった段階で一応仮予約という形で、議会という形で予約のほうをさせていただいているという状況でございます。ここの関係でちょっと申し上げますと、基本的にやはりはっきり日程等が大体のことで押さえますと、やっぱり町民の方からももちろんですが、利用したいというお声も聞いているのは現実でございます。ただ、ここの小ホールという扱いと、議場という扱いというものは、正直言いましてなかなか町民の方にはまだご理解いただけていない部分があるのかなと、先ほど申し上げました議会が優先となりますということを、やっぱりもっとしっかりと町民の方に周知をしていきたいというふうに考えているところでございます。 それから、何度も出ていますように、今回の指定管理に当たりまして、結果的には引き続きというような結果が出ています。今回、まず現場説明会というものを開催したときには、6社お見えになりました。実際にプロポーザルに参加されたのは3社という状況でございます。様々なご提案、また、様々ないろいろなご意見、また、いろんな提案をいただきました。ただ先ほど申し上げました結果は、先ほど申し上げましたとおり事業であるとか、その実績であるとか、会社の大きい小さいというものが今回の判断材料ではなく、実は今までは市民、要するに募集の内容から申し上げますと、町内等に市民参加の団体というのが実は以前はついていました。今回は広く公募しましょうと、ぜひとももっと進修館というものを、さらに利用者等、また、町外等にPRをしていただきたいというものがありますので、そのような形で今までとは形を変えた、本当に公募という形で募集をさせていただいたというのが現状でございます。その中で手を挙げていただきましたのは3社と、その中での結果という形でございますので、会社の確かに今回幾つか出ておりました現状のMCAさん、プラス2社につきましても、本当にすばらしいご提案をいただきました。ただあくまでもこれは選定の委員さんの数字での結果でございますので、それを尊重せざるを得ないというふうに思っているところでございますので、ご理解をいただけたらと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席番号6番、西村でございます。 今回の指定管理者の指定について3点お尋ねいたします。 まず、第1点ですけれども、るる先ほど前段の質問に対しての答弁でお話しをいただいたんですが、なお分からない部分をお願いしたいと思います。 1つは、このMCAのサポートセンターですけれども、この進修館の指定管理を受けて、何年継続されてきたのか、確認のためにお聞きします。と同時に、ここの指定管理者として、実績についてどのように評価されているのか、お尋ねをまずいたします。 2つ目は、評価なんですが、今回、募集ということで新たな前向きな形でやられたというのは分かるんですが、今回、3社が実際にそのターゲットになったんですが、これ仮の話になるんですが、今回かなり2番目の団体Aというところと評価点が接近しているんですが、仮にこれが同点という、まずないと思うんですが、そういうことになった場合に、どういう総合評価をその場合されるのでしょうか、お尋ねをしたい。 今回についても、3ポイントですよね。3ポイントというのは、簡単にひっくり返る数字ではあるんですけれども、評価点だけでやられているんではないと思います。ヒアリング等で、また、ヒアリングを踏まえて協議をされていると思うんですが、はっきり言って、私はあまり指定管理者には好意的ではないんですけれども、こういうケースの場合に、本当に、いや、点数がこれだけ開きましたから、じゃ、これで行きましょうということになるんでしょうか。あるいは、点数が接近しているから総合評価としてどうでしょうかということでいくんでしょうか、その点お尋ねします。 3点目は、先ほどのあれでありましたので、ちょっとこの2つの質問についてまずお答えをいただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 1点目でございますが、MCAにつきましては2期6年ということで、1期目3年、2期目3年という形で6年の実績ということでございます。 この実績の評価でございますが、これは毎年、1年ごとに必ず実績の評価というものを出させていただいています。これにつきましては、町ホームページ等におきましても町民の方にお知らせをさせていただいてございますが、様々な観点から評価をさせていただいているわけでございます。その一つ一つをなかなかちょっと申し上げるわけにはいきませんが、総合評価的にはおおむね実証されているというような評価をさせていただいているというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、評価について点数ありきかと、1ポイントでも多いほうがかというご質問かと思います。 候補者の決定については、委員全員の点数を出して評価するということですが、最終的には委員の協議により決定するということになります。過去の例ですと、委員の協議の中で再度提案を出していただいて、それで評価をさらにしたというような事例もございますので、そういった形になってございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) こういうコミュニティセンターのようなものを指定管理者としてやっている事業体はかなりあると思うんですけれども、このMCAサポートセンターというのが、先ほどのご答弁では非常に満足と、満足とはいう表現はなかったんですけれども、やっていただいているということなんですが、斬新的な考え方で、この進修館という建物、あるいはスキップ広場、これを有効活用して事業展開されているとは思えないんですけれども、何となく5年間これを維持管理してきたという、そういう評価はできるんですけれども、それ以上のものというのがちょっとなかったんではないのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 それから、このMCAサポートセンターというのは、ほかにこういう類いの指定管理は受けているんでしょうか。何か情報があれば教えていただきたいと思うんですが、特定非営利活動法人としてこの団体はあるんですけれども、やはりどうも一つ限界があるような気がして、本当にこの進修館を育てていく、うまく活用していくという点では、どんなもんかなと感じを持っていますけれども、お答え願います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 2期6年という形で、指定管理という形で間もなく終了するという段階に来ておりますが、最初のこの指定管理というものは、町内を拠点とする市民活動を推進するNPO法人、または市民団体、もしくはそれらを構成する団体にということで、申請が限られていたというもので、最初はスタートしてきております。それが2期続きました。今回、3期目に当たりまして、やはりさらにというところで、本来で今までの基準というか、その指定管理の申請には一応制約がございました。それを今回は2期6年だし、さらにこのコミュニティセンター進修館というものを、さらに向上、また、いろいろな意味で町民の方からコミュニティの拠点施設ということもございますので、さらにという考えがあり、今回新たな3期目には、その辺の選定を変えまして、一つにつきましては公募による様々な民間さんのいろんな提案をいただきたいというようなもので実施をさせていただいたということでご理解をいただければと思います。 事業につきましては、様々な事業は実施をさせてきておりましたが、今年度はちょっと先ほど言ったコロナ禍で何も事業は全て中止ということでございますけれども、過去の事業の実施等で、斬新というか、比較的昨年等は音楽関係の事業を様々な方面からお呼びし、いろんな事業を展開し、音楽というものを一つの売りという形で実施した経緯もございますし、やはり市民の参加による運営というのが、どうもありますので、非常に見た目によっては若干言い方があれですけれども、物足りなさもあったかもしれないというふうに感じます。ただ様々な事業の中には斬新的なものはなかったかもしれませんが、いろいろ事業等を展開したことも事実でございます。町民の方にもいろいろと参加をいただきまして楽しんでいただいたり、そのような状況をしてきたということで考えているところでございます。 2つ目ですが、MCAサポートセンターにつきましては、他の指定管理等はやっているということは聞いておりませんので、こちらのほうの進修館だけという形かと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) それでは、最後になります。 選定をされたわけですから、それは尊重いたします。ただ、今後5年間という長期にわたり預かるわけですから、その間、やっぱりこれまでに増して視野を広げて、この管理に当たっていただきたいということを要望して終わります。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 5番議員、金子です。 3点です。 まず、評価についてですけれども、5人の選定委員が評価をしたと、選定委員の評価を尊重するという答弁がありました。その5人の選定委員のそれぞれの点数を教えてください。平均が58.7、55.7と出ていますけれども、そのばらつき具合を知りたい。誰が何点、誰が何点、名前と点数を教えていただきたい。 その次に、実績。議案第77号の資料の4ページに、この評価における質問みたいなものが出ているわけですけれども、2倍の得点のところで、指定管理料以外の収入確保により指定管理料を削減する工夫はなされているか、この質問に沿って、MCAさんは過去6年間にどのくらい実績を積み上げてきたのか。6年間の数字を教えてください。 3番目は、3年、3年で来たのが、なぜ5年にする必要があるのか、その3点をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、1点目の評価委員が5人いたわけですが、それぞれのというご質問にお答えを申し上げたいと思います。 今回、総合評価方式ということで、5人の委員の評価を基に点数を出させていただきました。ここで審議会としての総意ですので、誰が何点ということではなくて、総合的な点数として出させていただきましたので、それがその結果であるというふうにご理解をいただければなというふうに思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 6年間の実績ということでございますが、大変申し訳ありませんが、私の今手元には3年、ちょうど1期前ですね、2期目のときの数字でご了承いただきたいと思います。 平成29年につきましては、指定管理料が2,780万円で、利用料金収入が785万8,000円です。それから、事業をやった収入が356万5,000円でございます。 平成30年度は、指定管理料は同じでございます。2,780万円でございます。利用料金収入は872万6,000円です。事業収入は256万1,000円でございます。 令和元年につきましては、指定管理料が2,857万4,000円、利用料収入は837万4,000円、事業収入は211万1,000円でございます。 大変申し訳ございませんけれども、過去3年しか手元にございませんので、ご了解いただきたいと存じます。 それから、今回3年から5年にということでございますが、前段の議員さんのときもお話し申し上げました指定管理の指針に基づきまして、1つは公募というものと、5年以内という指定管理期間というものがございますので、公募、また、そういうものも、その指針に基づきまして今回は3年から5年にさせていただいたというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 再質問いたします。 平均点数は分かっているんです。それぞれの点数を知りたいという質問をしたんです。答えられないということはないでしょう。お昼休みの後でいいですから、数字を出してください。 それから、3年間の実績なんですけれども、利用料収入はやや増えている、事業収入は減っているということでよろしいんですか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 自主事業収入につきましては、3年間におきましては減っているという状況でございます。 ◆5番(金子正志君) 待っているんですけれども。答弁を待っているんです。お昼休みの後でしたら、それはそれでいいですけれども。 ○議長(田島正徳君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 今回は、5人の委員がそれぞれに評価して、その点数を合わせたものをもってということでございます。総合評価ですので、個々人がどう考えているかではなくて、総合的に評価してということをしてございますので、その点数の結果ということで、個々人が何点入れたということがポイントではなくて、全体として総合的に評価して何点だったかというところでございますので、そのように申し上げた次第でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 質問に答えられないでは、採決に答えられないでしょう。ちょっと責任持って仕事してくださいよ。個々の数字を知りたいんです。それによって採決が変わるでしょう、私だけじゃなくて皆さんも。どなたが何点、あるでしょう、そこに記録が。読み上げてくださいよ。お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) 先ほど申し上げたとおりでございますが、総合評価方式ということで1点申し上げますと、全部で19の項目の評価がございまして、今回候補者として出しているMCAが19項目中8項目について他を上回っているということでございます。19項目中8については、次点の候補者と同点ということでございます。残り19項目中3点については次点の候補者のほうが上回っていたという結果でございます。その辺の総合的な評価ということですので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 ◆6番(西村茂久君) ちょっと議長、異議あり。よろしいですか。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 今金子議員が質問した内容について全くお答えなくて、一般的な総合評価の答弁しか出していないんです。金子議員が聞きたいのは、5人の選定委員の評価点、これを聞きたがっているんですよ。それを答えない。答えない理由があれば、明確にそれは答えてください。もう金子議員は質問ができませんので。 ○議長(田島正徳君) 異議ということでよろしいですか。   〔「はい」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。 ただいま西村議員により正確な答弁がされていないということに対して賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、西村議員の発言に関して異議のことを許可することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後12時13分 △再開 午後12時14分 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 AからEまでという形でよろしいでしょうか。 A委員については50点、B委員については42点、C委員については64点、D委員については62点、E委員については69点です。このうち今回一番高い点数と一番低い点数というのを上下カット方式ということで、一番高い点数、一番低い点数については除いた、今申し上げた点数を平均値したのが58.66という点数でございます。 次に、次点のところにつきましては、A委員が54点、B委員が47点、C委員が70点、D委員が62点、E委員が51点です。これも同様に一番高い点数、それから、一番低い点数については上下カット方式ということで除いておりますので、その平均値が55.6ということになります。 1位の候補者、2位の候補者については以上でございます。 それと、3番目の候補者についてですが、A委員が42点、B委員が26点、C委員が45点、D委員が30点、E委員が50点と、これも上下カット方式により平均値を出して点数を出しております。その平均点が39点ということでございます。 以上でよろしいでしょうか。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後12時17分 △再開 午後1時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 金子議員。 ◆5番(金子正志君) 議席番号5番、金子正志です。 指定管理者の選定について反対討論いたします。 まず、課長の非常に不親切な答弁。私の質問に対して、再質問でも答えをしなかった。再々質問でも答えをしなかった。 私が聞きたかったのは、まず、この5人のパーセント、5人の得点。きちんと1回目に答えていただいたらその次に聞きたかったのは、この評価表。評価表で何点取れているのか、それを調べたかった。 というのは、指定管理以外の収入確保により、指定管理料を削減する工夫はなされているか。この質問は8点取れるんです。この質問に答えられるのは、MCAだけなんですよ。過去の実績があるわけですから。あとの2社は初めてやるんですから。削減する工夫はこれからのことになる。 ここでMCAさんがもし高得点を取っていたら、非常におかしいことになるんです。課長の答弁の中で、3年間減り続けている。つまり、低評価なんですよ。零点か2点。それが町の関係者の人が、もし4点とか6点をあげていたら、非常に操作性が高い数字になる。 ですから、確認したかったんです。それが確認できなかった。誰も確認できなかったんです。13人の議員。ぜひ皆さんにも反対していただきたい。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆10番(塚村香織君) 10番、塚村香織でございます。 議案第77号 指定管理の指定について、賛成の立場で討論いたします。 コミュニティセンター進修館は文化的な宮代町のイメージを作っている建築の一つであり、コンセプトでもある町のリビング的な空間で、町民の皆様の気軽に立ち寄れる居場所となっております。 来年度からの第5次総合計画では、活動が生まれる学びのプラットフォームとして、地域づくりを担う人材やグループを生み出すため、様々な世代が定例的に集まり、地域の課題ややりたいことなどを語り合う場を設け、様々な学び合いや実験的な取組を生み出す進修館オープンカレッジ事業が始まるとのことで、とても期待をしております。 進修館という建築的価値を守りつつ、町民の皆様が行きたくなる、気軽に活用ができるよう、特定非営利活動法人MCAサポートセンターの今までの実績を踏まえた今後の活動や、その活動を支える町の連携にも期待を込めて、賛成をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第77号 指定管理者の指定についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第78号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第8、議案第78号 指定管理者の指定の期間の変更についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 何点かご質問させていただきます。 まず、今回の指定管理者の指定の期間の延長なんですけれども、1年間延長したいということなんですけれども、地方自治法の規定によりということなんですけれども、まず、この点について、どういう規定の下で提出されたのかということで、お聞きしたいと思います。 それから、これまで指定管理者の指定期間がきましたら、先ほどの進修館の議案じゃないですけれども、当然、次の期間の指定してやる、実施するわけなんですけれども。 このできない理由は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け経営状況が悪化したということなんですが、まず、どうして悪化しているのか。それが第1点。 それから、どういう経営状況なのか。それが2点。お示しいただきたいと思います。 それから、この期間の1年延長なんですけれども、指定期間をできない理由に、収支見込みを試算することが困難な状況となっているということなんですけれども。いろいろ先ほどの説明もあるかと思うんですけれども。 では、業務水準書の作成が困難な状況ということなんですけれども、いつになったら打開できるのか。改善できるのか。その点、お答えできるようでしたら、お答えしていただきたいと。 それはなぜかと言うと、これもコロナ禍はまだまだ続くと言われております。もし、コロナ対応、あるいは患者の減少で赤字を抱えているということであれば、まだ続くわけですよね。じゃ、1年間の延長でいいのかどうかというのもありますので、その点についても、お尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、お答え申し上げます。 まず最初に、地方自治法の規定によりということにつきましてのご質問でございますが、地方自治法の244条の2、公共施設の設置、管理及び廃止、これに関係する規定の中で、議会の議決を要するということになっておりますので、今議会におきまして、期間の延長について議案として提出をさせていただいたというものでございます。 それから、経営状況の悪化というご説明をさせていただきました。その理由でございますが、毎月、指定管理者である地域医療振興協会六花のほうから、収支状況を報告いただいております。 この状況の中で、特に新型コロナウイルスの感染が拡大となり始めた時期、2月以降、特に3月、4月、5月、この時期につきましては、前年比と比べても大幅に減額となっております。 前年比同時期と比較いたしますと、本年4月の状況では、前年比で約690万円の減となっておりまして、5月については400万円を超える前年比減となっております。 この時期に本来でしたら、指定管理者である地域医療振興協会と、次の指定管理期間についての業務水準書の具体的な内容について調整を図るという予定でおりましたが、こういった状況を踏まえますと、将来見通しというのが非常に見通せない厳しい状況にあるというお答えがありました。 地域医療振興協会と調整をしていく中で、コロナの収束を見据えた時期ということで、まずは1年間というご提案がございました。 1年というのは、実際には全国的に見ても、地域医療振興協会が指定管理者として受託している医療機関で、具体的な例がございましたので、その例を参考にいたしまして、今般、宮代町においても、この新型コロナウイルス感染症拡大、災害級だというふうに言われておりますので、そういった状況も踏まえて、1年間延長することが妥当だという判断に至ったところでございます。 経営状況についてでございますが、緊急事態宣言が4月から5月にかけて発令をされました。その期間が六花の収支状況最も悪い時期になっております。 やはり受診の控え、あるいは老人保健施設への入所者について慎重に入所の判定を行ったということ。さらには、通所系でも通所の利用者の控え、こういったものが見受けられたということで、収支状況に影響を与えたというふうな状況でございます。 それ以降、7月、8月以降、徐々に経営状況もよくなってまいりました。9月、10月になりまして、前年度同時期と比べましてプラスに転じてきているという状況にあります。 しかしながら、心配されるのは、現在の新型コロナウイルスの感染状況が今後に与える影響というところは、どうしても避けられないというふうに考えておりますが、今後の見通しを立てる上で、こういった状況も踏まえながら、見通しを立てていく必要があろうと思っております。 現時点では、地域医療振興協会との調整については、この件について、これから調整を図るということになっておりますので、この感染状況については注視をしてまいりたいというふうに考えております。 また、業務水準書の作成でございますけれども、令和4年度から指定管理者を指定して運営をお願いするということになりますと、遅くとも、この時期、来年の12月までには、指定管理者を選定していくという手続がございますので、時間的に遡ってまいりますと、年度内、今年度中、あるいは来年度早々には、業務水準書のたたき台というものを、まずは作成していくというようなスケジュールで考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきます。 この公設宮代福祉医療センターの1年間延長というような大変選択肢が厳しいですよね。 かつて、今まで経験したことのない、コロナ禍での、やはりもろもろの六花の収益が、4月時点でも690万円の減ということです。光を見るとすれば、9月、10月のプラスに転じてきているということだけなんですけれども。 正直言って、普通ですと、こういった収支見込みが赤字で、なおかつ見通しがない、見通せないということであれば、普通はもう公設宮代福祉医療センターにはお願いできないということになると思うんですけれども。 じゃ、先ほどの1問目の答弁では、打開できるのかどうかも分からないと。で、コロナ禍はまだまだ続くというふうに言われております。 そうすると、六花、公設宮代福祉医療センターは、住民にとってもいわば町の医療機関の要であるわけですよね。 こういうことが続くと、やはり町民からの不安の声が出てこないか心配なんですけれども。その辺はどういうふうに打開していくのか、町民への説明。 それから、私は、今回この六花だけに限らず、今コロナ対応と患者減少で赤字を抱えて疲弊している医療機関、すごく多くなっているというふうに聞いていますし、また、従事者、職員についても、ボーナスがなくなるとかね。これは一般論ですけれども、そういうふうな状況で大変だというふうに聞くわけなんですけれども。 じゃ、町として何ができるのかということもあるんですけれども。その点は、どういうふうに考えているのか。また、私ども日本共産党も、これ一般論ですけれども、やはりこうしたコロナ禍で、多くの病院が大変な思いをしている。 ですから、これはいろんな面で国の責任で、きちんと対応するということがひとつあるんですけれども。町としては、どういうふうなことを、やっていかれるのか、その点についてもお示し願いたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 町民の皆様への説明ということでございますが、これは、ホームページ、広報等を通じて、きめ細かに説明のほうさせていただきたいというふうに考えております。 公設宮代福祉医療センター六花に対しての町の対応でございますが、町民の皆様の願いというものをしっかりと我々がつかんで、六花の運営に役立つようなことを、情報提供してまいりたいと思います。 とりわけ、議員ご案内のとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が一番心配されているというふうに考えておりますので、その町民の不安が解消するための具体策についても六花のほうに申入れを、今現在しております。 そういったことについては、今月1日に埼玉県においては、インフルエンザと新型コロナウイルスに関係する診察、あるいはPCR検査、そういった点について、埼玉県では公表をされました。 残念ながらというお話もございましたが、六花については、その中には含まれていないという状況にございます。 そういったことも踏まえて、町民の不安というのは、ますます拡大するというふうに考えましたので、先般、六花のほうに、このインフルエンザ、さらには新型コロナウイルスに関係する診察・検査について実施できないかというようなお話をさせていただきました。 そのときの回答では前向きに検討するというようなご回答をいただいておりますので、今後、六花のほうで、そういった対応が可能となった場合は、速やかに周知を図ってまいるということで、町民の皆様の安心を少しでも得ようということで対応してまいりたいというふうに考えております。 また、今後の収支状況がなかなか見通しがつかないという状況の中で、次の指定管理についてどういうふうな対応をするのかということも、我々にとっては大きな課題でございます。 こういった新型コロナウイルスの影響によって、医療機関は非常に逼迫している、収支状況も非常に厳しいという状況は承知しております。 そういった中で、町として六花の運営について指定管理で実施していく。その実施する中で、今の状況をどういった工夫をもって乗り越えることができるか。その辺りについても、六花を運営する医療機関からのアイデア、こういったものを期待をしております。 また、新型コロナウイルスに関係して施設の改善・改修、こういったものについても、国のほうでしっかりと補助制度を立てておりますので、こういったものをきちっと有効活用して、町民の皆さんの期待に応えてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、再々質問させていただきます。 今の質問をすれば、そういうふうに答えると思うんですけれども、私から、特に埼玉県の指定診療、検査医療機関として応募してもらえれば、もっと町民への説明はしやすかったというふうに思いますよ。 ところが、残念ながらそういうことは、一般質問の答弁の中でもなかったということなんですけれども。 こういうことがあれば余計ですよね。やっぱり県で行っていた、このインフルエンザと併せたコロナでのPCR検査をする医療機関として、もっと手を挙げるべきだったというふうに思いますが。 先ほど、ちょっと前向きな検討をしているようなニュアンスの答弁だったんですけれども、そこは大事なところだと思うんですよね。 ですので、県のほうでも1,200の医療機関を目標にやっていました。聞くところによると1,200まで達していないと。そういう面では、まだ望みがあるのかなという思いはするんですけれども。そこをどういうふうに説得していかれるのか。 また、前向きな検討と言わなければ、それはもうちょっとね、1年延長でいいのかどうかということも試されますので、それはないと思うんですけれども。その点もう一度、大事なところですので、お願いしたいと。 それから、確かにこういうコロナ対応での経営が悪化しているということは間違いないと思うんですけれども。 だからと言って、じゃ、すぐに地域医療振興協会、駄目だからと言って、じゃ、違うところにというのも、それは大変だなというふうに思います。 だから、これは苦渋の選択なんだなというふうには思うんですけれども。そういった点では、やはり。 先ほどの答弁ですと、地域医療振興協会の打開策についての、こちら側の町としての打開策というのは、ちょっと答弁では見えないんですけれども。そういった点では、どのようにアタックしていかれるのか。また、六花をどういうふうにしていきたいのかというのはちょっと見えてこないんですけれども。 その点、もう少しめり張りのある答弁がないと、私らに、こういうことがあって1年間延長するのかという。それはもう財政的な面からしか受けないですよね。 だから、そういう点では、どういうふうに打開されるのか。最後ですので、お願いしたいと。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 議員ご指摘の埼玉県の指定によるインフルエンザと新型コロナウイルスの診療検査に関係する医療機関でございますが、当初、六花と話をした中では、やはり施設入所者、高齢の方ばかりですので、そういった方々への感染拡大、これのリスクが高いということを理由にして、12月1日付で公表されました指定の医療機関には載らなかったというところでございます。 これ振興協会本部のほうの考えということで、私どもは受け止めておりますけれども。その後、一般質問の中でもご指摘をいただきましたところで、六花のほうにお話を持っていきました。 そういったところ、前向きに検討するというふうに本部のほうからも指示があったということで、回答をいただいておりますので、一日でも早い時期に県の指定を受けて、診察あるいはPCR検査、これができる医療機関として進めていってもらいたいというふうに考えております。 また、六花の経営状況についての町からの打開策というご質問でございますけれども、これまで町のほうからは、1年で1,000万円を超える交付金を交付しているほか、高額な医療機器の備品の更新についても町のほうで負担をしております。 また、1年間の収支利益の中でプラスになった場合は、その20%を町のほうに収めていただくというようなことで協定を結んで、これまできたところでございますが、何分その協定の範囲内での協議となりますと、協議の進展が、どうしても遅くなってしまうというようなことも見受けられます。 そういった点も踏まえて、今後、具体的に振興協会と調整を図っていく必要があるかと思いますが、スピード感を持って判断できるような体制、あるいは協定の内容にしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村です。 1年期間延長ということですので、その1年経過後の計画を見て、改めて指定するか否かということになろうかと思います。 したがって、期間延長することは構わないんですけれども、一つ質問をしたいんですけれども、答弁でもちらちら出ているんですけれども、一体その六花のこれまでの開設から今日に至るまでの経過、これをどのように評価されているのか。 併せて、これから六花の指定管理者として何を期待するのか。これをちょっとまずお尋ねしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 六花の指定管理、六花自体が開設してから15年が経過をしております。 その間、施設並びに医療機器が経年劣化しておりまして、修繕、あるいは機器の更新、こういったことをこれまで行ってきておりました。 町の財政状況も踏まえて、六花については医療機器、特に医療機器については、修理を重ねて使えるだけ先延ばしといいますか、使っていただいたということでは私どもとしては非常にありがたく思っております。 しかしながら、やはり患者さん、あるいは入所者、そういった方々が使う施設でございますので、危険性があってはならないということで、そういった点を踏まえて修繕等については、遅れることなくやってきたものでございます。 そういった機器、施設の状況については、担当の事務職員、六花の職員と連絡を密に取って、また、町のほうでは予算を遅滞なく確保するというようなことで取り組んでまいりました。 いずれにしましても、この15年の経過の中を見ますと、一時は赤字に転落しそうな時期もございましたが、施設の運営者の努力、取組によって、これまで赤字に陥った年度、年はございません。そういったところでも、評価は高くしているところでございます。 また、町として六花に何を期待するのかというご質問でございますが、やはり診療所、介護保険の中での通所の施設、さらには老人保健施設ということで、入所施設が一つの館の中に入っているということで、医療と福祉の連携が十分行える施設だというふうに考えております。 特に老人保健施設については、病院と在宅、あるいは特養、この中間に位置する施設でございます。一般的には中間施設ということになりますので、入所されている方が住み慣れた地域に、いち早く戻れるようなリハビリを中心とした施設だというふうに認識をしておりますので、そういった役割を十分ご理解いただいて、施設運営に当たっていただきたいというふうに考えております。 それは、施設に期待するということは、町民の利益につながるということになるというふうに考えておりますので、そういった点、施設の置かれている役割というのを、運営する医療法人、現在は地域医療振興協会でございますけれども、そこが十分理解をして、町民の期待に応えるということが、極めて重要だというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) よく分かりました。 ただ、時代が、開設当時と今とは大きく変わっているんですよね。 ご承知のとおり、この六花については指定管理者云々というよりは、当時の榊原町長が、自治医大に何度も出向いて、そこから今の所長、あるいは医師等を派遣してもらった経緯があるんです。 私自身も、もうかなり前になりますけれども、六花の開設に当たって、その協議に携わった一員として、六花が変質、変質と言ったら語弊がありますけれども、大きく変わってしまったと。 最初の、石井所長ですけれども、その時代は、まさに六花に期待するものを町民に対しても与えていたと。町の医療と福祉の中核として、かなり前向きな形で進んできたと思うんです。 それ以降、当然、所長さんも変わりますし、時代も、クリニックがどんどん増えてくる中において、町内に。また、今日では東部の病院という、そういう新たな方向づけがある中で。 まあ確かに福祉施設と医療施設を一緒にやっている、そういう医療機関は、これはなかなかないと思うんです。だから、福祉医療センターという名前をつけているわけですけれども。 やっぱりもう、これは来年の話になりますけれども、今期の1年延長はしようがないと思います。ただ来年、やっぱりもっとはっきりとした方向づけ、六花を造るときは病院は要らないということでスタートしていますから。ところが今は東部の病院を、その関係において、この六花の位置づけも変わってくると思うんです。 そういうことを、ある程度考えながら、やはり単純に1年期間延長するということじゃなくて、やはり将来の町の医療をどのように進めていくかということは、六花との関係においても、やっぱりはっきりさせた上で、町が関与するという形のほうがいいかなと。 ただ、建物は町が建てていますから。町が建ててて、さっきの前段の質問じゃないですけれども。今回のコロナでなんで町の機関が、造った機関が、医療機関、検査機関の応募に手を挙げなかったというのは、非常にこれ大きな問題になっています。 早急に対応していただきたい。ちょっとここら辺の話とは別になるんで、それはどうでもいいんですけれども。 やはり1年期間延長ということは承知した上で、改めて六花の今後の在り方、これを検討していただければなというふうに、強く願って終わります。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第78号 指定管理者の指定の期間の変更についての件を、起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。---------------------------------------
    △議案第79号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第9、議案第79号 財産の取得についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 塚村議員。 ◆10番(塚村香織君) 10番、塚村香織でございます。 タブレットの品名と、1台の価格と、納品予定日をお伺いいたします。1点目です。 2点目、落としたり破損したときの補償について伺います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、パソコンの品名でございますが、こちらにつきましてはクロームブックでございます。具体的なメーカー等につきましては、日本ヒューレット・パッカードが供給する端末となっておりまして、2in1のコンバーチブル型で設定をさせていただいております。 1台の価格でございますが、今回支出する予算の中には、端末そのものの価格と、それとフィルターソフトと、あと納品の際に設置する費用が全部含まれております。 その中でいきますと、端末価格につきましては税抜きで4万900円でございます。 それと納品の予定でございますが、3月19日までに納品をするということでお約束をいただいておりますけれども、教育委員会としてはできるだけ早期に納品をしていただけるように調整をしてまいりたいというふうに考えてございます。 次に、端末を落とした場合の補償ということになっておりますが、基本的には今回の端末につきましては、通常落としただけでは壊れない構造にはなっておりますが、それでも落とすだけではなくいろいろな面で故障等が発生すると思います。 その際につきましては、1年間については無償ということになってございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 塚村議員。 ◆10番(塚村香織君) ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。 納品が3月19日までということで、活用のほうは3月19日よりも早くお願いするということだったんですけれども、実際の活用はいつからという予定をお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 納品をされたら、すぐに活用をしたいというふうには思っておりますが、その納品次第ということになりますので、本格的な活用ということになると、令和3年度からになろうかというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑ありませんか。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 幾つか質問させていただきます。 1つ目は、ネットワークの構築のための工事なんですけれども、こちらはもう既に終わっているのかということと、活用時期は令和3年度からということなんですけれども、これは各小学校と中学校ありますけれども、同じような内容で始めるのか、それとも、それぞれ特色を持って各学校ごとで行うのか、お聞かせください。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 ネットワークの工事については既に終了してございます。 次に、端末の活用について、各学校ごとに特色を持って行うのかというご質問でございますが、学校ごとというよりも学年を見て行っていくほうがよろしいかなというふうに思っておりまして、その中で、学校ごとに様々な活用が広がっていくというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 再質問をさせていただきます。 一つは端末のことなんですけれども、こちらリースなのか、それとも購入しているのか。それと、キーボードはついているのでしょうか。 それと、活用方法なんですけれども、学年を見て行っていくということなんですけれども、既にもうタブレットを使った学習というのは小・中学校で、限定的ですけれども始まっているかと思うんですけれども。 それぞれの学校が例えばタブレットみたいなものを得意な先生がいれば早く進めているところもありますし、まだ遅れているところもあるといったことで、結構温度差があると思うんですけれども。 もちろん、全ての小・中学校で同じようなことを、同じように始めるというよりかは、それぞれ特色を持ってやるというのも選択肢の一つだと思いますので、学校間で差が出ないようにしていただきたいなというふうに思っているんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 今回の端末については、全て購入ということでございます。 それと、学校で、今現在、議員ご指摘のとおり、タブレット等を活用させていただいて、教育活動を実施させていただいております。 その中で、学校間で差が出るのではないかというお話もございますけれども、教育委員会としては、当然そういうことがでないように研修なども実施してまいりますが、現在でも、先日行ったように、人権作文で行ったように、既に実践で、それぞれ使わせていただいております。 今度実施するエコサミットでも、そうした形で、今までは一同に会して行っていたんですけれども、そういうテレワークじゃないんですけれども、そういうような形でイベントを行ったりということで、かなり各学校でも、現在端末のそういう活用については、理解が深まってきておりますので、研修を充実させながら、学校に差が出ないように取組んでまいりたいというふうに考えてございます。 キーボードはついております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) キーボードがついているということなので、安心しました。 やはりキーボードがなくてタブレット上ですとなると、なかなか反応とかが鈍くなったりしますので、ぜひともキーボードでお願いできればと思います。 また、学校間で格差がないようにとはいうことなんですけれども、私自身は、それぞれ学校間で特色があってもいいのかなと思いますので、やっぱり得意な先生がいたりするところはどんどん進んでいってもいいんじゃないかなと思っておりますので、その点お願いして質問を終わりにします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。 ◆10番(塚村香織君) 10番、塚村香織でございます。 議案第79号 財産の取得について、賛成の立場で討論いたします。 コロナ禍の中、児童・生徒の学びの確保、GIGAスクール構想実現のため、速やかにご計画いただけたことに感謝申し上げます。 今後、授業形態も変わってくることと思いますが、新たなツールを取り入れるということで、先生方の今までの業務の見直し、先生でなくてもできる事務的な作業の効率化など、仕事量を減らしていただき、研修時間の確保や負担の軽減を進めていただきたいと思います。 また、児童・生徒が、自分のペースでICTを活用した学びの探求ができるような余裕を持てる授業構成を要望いたします。 先生も、児童・生徒も、タブレットを導入することで、より学ぶことが楽しいと思える、進化した宮代町の学校教育に期待をいたしまして、賛成をいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 議案第79号 財産の取得につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。 タブレットなどを使ったICTの活用のGIGAスクールですけれども、やはりこの先、コロナのワクチンが、まあこれから普及するのかもしれないですけれども、第4波、第5波が来たときに、また子供たちが自宅で待機するようなことがあった場合のことを考えますと、早期に導入していただけるということで、こちらは大変高く評価しているところです。 また、今後の社会におきましても、ICTの活用なしでは恐らく仕事が進まなくなると思いますので、そういったことも考えますと、早めに対応していくということは非常に重要なことだと思っておりますので、こちらも早く導入するということで、こちらもよかったのかなと思っております。 ただ、GIGAスクールの構想の一つで、生徒の一人一人の最適化ということがうたわれていますけれども、個の生徒の教育も大切ですけれども、やはりタブレットの一つのいいところで集団で教育を受ける、集団で学習するということも、これ非常に大切なことですので、タブレットをうまく使って、集団で例えば班とかですね、委員会活動などにも使っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第79号 財産の取得についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第80号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第10、議案第80号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第80号 宮代町教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は同意することに決定しました。--------------------------------------- △議案第81号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第11、議案第81号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第81号 宮代町固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについての件を起立により採決いたします。 本件はこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は同意することに決定しました。--------------------------------------- △議案第82号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第12、議案第82号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第6号)ついての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 泉議員。 ◆8番(泉伸一郎君) 議席番号8番、泉です。 3点ほど質問させていただきます。 1問目ですが、予算書22ページと23ページになります。 第6款農林水産業費、第1項農業費、4目農地費、農業集落排水事業改定負担事業ということで、農業集落排水事業改定補助金というところであります。 こちらは、下水道事業会計になっているわけなんですが、予算書に入っておりますので、こちらで答弁していただければありがたいと思います。 こちらのほうで、658万2,000円ということで、農業集落排水施設備品更新ということでありますが、こちら修繕費等も入っていたと思うんですが、この水中エアレーター修理ということで、こちらはトラブルによって発生したものか、それとも老朽化して発生したものかをお聞きいたします。 続きまして、予算書の24ページ、25ページになります。 第7款商工費、第1項商工費、2目商工振興費の中で、商工業振興事業等ありまして、こちら店舗住宅リフォーム事業補助金ということで100万円補正されておりますが、今回の令和2年度の件数と実績額を教えてください。 3問目になります。 予算書の26ページ、27ページ、第10款教育費、第3項中学校費、1目学校管理費ということで、中学校管理運営事業の中で、修学旅行キャンセル料が129万6,000円とありますが、こちら学校別の金額を教えていただきたいと思います。 以上になります。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 エアレーターにつきましては、一昨年1台故障いたしまして、既に更新をしておりますが、今回ももう1台が故障ということでございます。 このエアレーターにつきましては、平成17年に設置をしておりまして、メーカーの内容としては、耐用年数は15年ということでございました。ちょうど15年に当たるわけでございますが、昨年度エラー表示が出まして交換をさせていただいておりますが、今回も同じエラー表示でございますので、老朽化ということでご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(井上正己君) 2点目の店舗・住宅リフォーム事業補助金の実績について答弁を申し上げます。 本年11月末日現在の実績ですが、申請件数が29件、交付決定額が198万4,000円となってございます。 なお、参考までに前年同期の実績ですが、21件、133万6,000円というところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 学校別のキャンセル料についてお答え申し上げます。 須賀中学校につきましては、34万8,454円でございます。百間中学校につきましては94万7,077円でございます。 今回キャンセル料が必要となるのは、須賀中学校と百間中学校の2校というふうになってございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 泉議員。 ◆8番(泉伸一郎君) 1問目は分かりました。 あと、2問目なんですが、平成30年度だと17件で119万3,000円。令和元年度は29件あって、191万8,000円ということで、本当に利用されているということが分かるんですけれども。 ここで、補助額で予算総額が200万円到達次第締切りというふうになっていたと思うんですが、これは今回のコロナ禍があったことで100万円が追加されて拡大されたというふうに考えてよろしいのかをお伺いします。 それから、あと3点目なんですが、この須賀中学校と百間中学校で発生したキャンセル料なんですけれども、これ内容は同じものなのでしょうか。 それとあと、そのキャンセル料は、前もって把握されていたのかどうかをお聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(井上正己君) 1点目の補正の理由につきまして答弁を申し上げます。 議員ご質問のとおり、こうした制度補助というのは毎年度予算の範囲内で補助するというのが通例ではございますが、今年度は新型コロナウイルスの影響下ということもございました。 こうした中でもこういった町内の工事業者の皆様方は様々に営業努力をされていることもありまいて、件数が増えているものでございます。 したがいまして、こうした事業者を支援するという意味合いからも今回の補正に至っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) キャンセル料の中身についてお答え申し上げます。 須賀中学校、百間中学校につきましては、まず須賀中学校でございますが、まず旅行を企画した際に企画料というものが発生いたします。それが、旅行の全体の経費の10%ということになっておりまして、こちらの34万8,000円何がしが、そのキャンセル料として発生したものでございます。 また、百間中学校につきましても同様に企画料というものが発生しまして、こちらは生徒の人数が多いということもあると思うんですが、まずその10%分といたしまして54万5,000何がしが発生をしてございます。 さらに百間中学校につきましては、当初、延期の判断をさせていただいて、新たな宿を予約をさせていただいたんですけれども、最終的にそちらのほうも中止という形で判断をさせていただいたということで、宿の変更料金といたしまして40万円ほどの費用が発生をしているということでございます。 こちらにつきましては、事前に百間中学校、須賀中学校からキャンセルをするかもしれないという、こういうコロナの状況ですので、そういうご相談というのは受けておりましたので、教育委員会としても。把握をしていると言えば把握をしていたということでございます。 以上でございます。 ◆8番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 よく分かりました。再々質問はありません。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 1点だけ質問させていただきます。 予算書の14、15ページの、第2款総務費、第1項総務管理費、5目財産管理費、(1)庁舎等管理事業の中の防犯カメラについてです。 こちらどんなカメラをどこの場所に設置をするのでしょうか。 また、どのような活用を想定しているのでしょうか。教えてください。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 今回、設置する防犯カメラについては、役場1階、2階、それぞれございますが、合計で13台でございます。 設置する目的ですが、これ報道等でも既にご承知かと思いますが、近隣の春日部市、加須市において、庁舎の爆破予告等の事案が発生しております。 令和2年8月に春日部市、加須市、同じく9月に熊谷市、三郷市、10月に行田市、東松山市、本庄市というふうなことがございます。 杉戸警察に、宮代町も備えておかなければいけないということで、対応を相談させていただいたところ、幾つかの事案とともに、防犯カメラの設置が有効であるというアドバイスをいただきましたので、設置をさせていただくものでございます。 防犯カメラの台数は先ほど申し上げたとおりですが、それぞれ庁舎の安全ということで、設置させていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 再質問させていただきます。 防犯カメラの設置場所は1階、2階で合計13台ということなんですけれども、場所というのはもう既に決まっているんでしょうか。それともこれから考えていくのでしょうか。 また、解像度なんですけれども、こちらは顔がはっきり見えるぐらいの解像度なのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 カメラの設置については、それぞれ役場のフロア、1階のフロアで申しますと、住民課、健康介護課、福祉課、長いフロアのところについては3台。同じく2階についてもまちづくり建設課、産業観光課、町民生活課のフロア、長いフロアですので3台。それから、1階で申しますと、税務課、会計室のフロアは距離、幅が狭いところですので2台。同じく企画財政課、2階ですけれども、総務課についても2台ということ。それと、教育推進課、子育て支援課についても、フロアがございますので、そこにも1台、1台。それと、庁舎のロビーのところに1台ということです。 カメラの設置については、当然、1問目の趣旨でお答えしたとおりでございますので、鮮明に分かるようなものということで予定しているところでございます。 以上でございます。 ◆4番(浅倉孝郎君) 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 1点だけ伺いたいと思います。 26、27ページの教育費の小学校施設管理事業なんですが、内容が東小学校及び笠原小学校の児童数増加見込みに伴うということなんですけれども。 東小学校の教室については、新設工事の設計があります。そうすると学校備品の購入もございますが、日程等、令和4年以降というような説明もあったかと思うんですが、笠原小学校の備品等はまた違うと思いますので、この辺の状況についても、もう少し詳しくご説明お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、東小学校の今回の設計に当たりましては、新たに校舎を建設するということで予定してございます。 令和3年度の入学予定者につきましては、現時点では73名を予定しておりまして、東小学校については1年生が3クラスになる予定でございます。 来年度のその増に対する対応につきましては、既存の校舎の改造で対応させていただく、そういう予定でございますが、令和4年度以降につきましても、現状でいきますと入学者が増えるということがございまして、もう現状の学校施設では対応が難しいということで、新たな建設に向けて今回設計のほうを予算計上をさせていただいてございます。 備品についてでございますが、こちらは令和3年度に向けての備品の購入ということになりまして、学校の校舎は令和4年度以降ということですが、備品は令和3年度ということで考えてございます。 こちらにつきましては、東小学校のクラス増と、笠原小学校のクラス増に対応するものでございまして、児童の机ですとか、椅子、あるいはオルガン、テレビ、テレビ台ですとか、そうしたものを購入をさせていただくということで、予算計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) そうしますと、東小学校の教室新設工事については、また改めてということで理解するんですけれども。そうしますと、令和3年度についての児童の増加見込み、これについては笠原小が幾つ、東小が幾つなのか、もう少し……。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 令和3年度の笠原小学校の小学校1年生の入学に関しましては、85名を予定してございます。東小学校につきましては73名ということで予定をしておりまして、それぞれ3クラス、学級が必要になるという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤です。 一遍に聞けばよかったんですが、東小学校教室の新設工事設計は、いつ頃できるのか。予定ですね。 それと、設計するにはどの辺というのはあると思うんですけれども、大体どの辺を見込んで、教室を新設されるのか。その点、もう少し詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、設計につきましては、今議会でご議決をいただければ、速やかに執行いたしまして、年度内には校舎の設計を終えたいというふうに考えてございます。 校舎を新設する場合の、設置場所ということでございますけれども、こちらにつきましては、今後も学校側との調整が必要になってまいりますが、現時点で学校側と調整している場所と申しますと、正門から入りまして、校舎の昇降口に向かって通路がございます。その右側のスペースを使って、校舎を建てていければということで考えてございます。 いろいろな場所について検討させていただいたんですけれども、東小学校につきましては、校舎の前面に水路が、これが暗渠になっている状況なんですけれども、入っておりまして、なかなか校舎を建てる場所というのが限定されてくるというところがございまして、現時点では、正門から入って右側の部分に校舎を建設したいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 6番の西村です。 1点だけ、防犯カメラ設置関係で。 このカメラというのは、いわゆる固定式なのか、可動式なのか。 もう一つは、この屋内の1階、2階に設置するカメラについては、これは通路側のほうにカメラを向けるのか。あるいは執務側にカメラを向けるのか。これはいろいろな問題が発生しますので、確認のためにお伺いします。 屋外のほうは大体分かりますので、ただ屋内のほうはちょっと心配なので、確認のため伺います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 カメラについては、広角で撮れるような精度の高いカメラということで考えています。固定式です。広角ですので、幅広く撮れるというようなカメラになってございます。 設置については、執務室につけて庁舎全体を見渡せるような形で、カウンターより執務室側じゃなくて廊下側を撮れるような形で、広角で見渡せるような形での設置というふうなことを考えているところでございます。 室内に設置ということですので、そういう形になります。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) ということは、職員の側にも執務側にも向いているということで理解してよろしいんですね。 これ、どうなんですか。問題はありませんかね。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 カメラの設置については、カメラの設置というのをしているという旨については、来庁者の皆様にお知らせするという案内を表示したいと思います。 それと執務室側ということで、基本的にはハードディスクドライブに録画するということなんですが、それの管理については、カメラの設置に関する要綱等を定めて、それで個人情報等の保護、そういったことに配慮した要綱ということ。それと、管理についても厳密にするという要綱を策定するということを考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 防犯カメラはあくまで防犯ですので、職員の監視が目的ではありませんから、その点は職員の理解と協力、これを得ないと。やはり人によってはカメラを向けられるのは嫌だという方も当然いらっしゃいますし、防犯という視点はしっかりもった上で設置をしてください。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山でございます。 同じく15ページ、防犯カメラ設置に関してなんですが。 これ庁舎内ということなんですが、爆破予告とか、そういう対応という話なんですが、今ちょっと外に付いている防犯カメラと、あと四季楽は、フリースペースというか、庁舎内ではないんですが、役場からの来る人がよく利用するというのと、ちょっと防犯上怖くて入れないという意見が最近ちょっと私のほうに結構入ってきているんですが、そういう外の防犯とかというのは、この予算には入っていないと思うんですがそこのところ。 あと、進修館の落書きとか、やはり物を壊されたりもしているので、ちょっとその防犯という意味で、担当課長のお話をお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時45分 △再開 午後3時00分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 今回は、近隣自治体においても爆破予告等の事案が庁舎に対してあるということで、12月議会で補正をお願いするものでございます。 また、今ご質問いただきました進修館であるとか、それ以外のところについても、なお、今回予算上は入ってございませんけれども、設置について、また警察などと相談させていただきながら順に考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 丸山でございます。 これから外に関しても、警察などと相談してやっていくということなんですけれども、先ほど申しましたように、庁内だけに設置をするという意味が、どうせ付けるんだったら、やっぱり外からも爆破テロとか防御するためにというか、していくんだったら、なぜ外を付けないのかなというのは、私自身は思いました。 あと、町民の方もおっしゃったりしているんですよ。私も知らないので、ちょっと質問させて、この設置、自治体でしていて、誘拐とか連れ去りとか、非常にこの防犯カメラが役立っている事例がすごくあります。この防犯カメラを付けるときの基準とか、そういうものはあるんでしょうか。 私たちは、今回付けるということでご説明いただいているんですが、設置基準とか、個人のお宅で付けるのとはまた別に、こういう役所関係とかで付ける基準とか何かございますか、お聞きいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 特段、役所関係で設置する基準というものは承知しておりません。特にないかなというふうには認識しているところでございます。 以上でございます。
    ○議長(田島正徳君) 丸山議員。 ◆3番(丸山妙子君) 再々質問させていただきます。 今回設置ということなんですが、この防犯カメラに関しては、個人のことでちょっと賛否意見があるとは思うんですが、町の今後のことを考えてということでしたらば、今回の予算には、外の防犯カメラはありませんけれども、きちんと本当に安全を守るということでしたら、ぜひとも来年度の予算に生かし、そして本当に防犯、きちんと対応するということでやっていただきたいと思います。再質問としてさせていただきたいと思います。その点、もう一回お願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 今ご指摘いただきましたので、庁舎周りについても、少しどのような方法があるかというのを考えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 1番の山下です。 16、17ページの総務費、統計調査事業でございます。この統計調査事業なんですけれども、これは各人、調査した人が各家庭を回って調査するわけなんですけれども、ちょっと聞いた話なんですけれども、調査に行っても答えない人がいる。その辺のところはどういうふうにしているのか。また、住民票との関係で行方不明になっている人たちというのは、この調査から漏れてしまうのかどうか、その辺のところをお聞きしたいなと思っております。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 直接的にはこの予算とはあれなんですけれども、今年度、国勢調査年ということで、調査に協力いただけない方というのは、恐らく議員の皆さんも、どなたかからお話を聞いたりとかということはあると思います。実際、調査員の皆さんについては、大変苦労されているということはお聞きしております。 国勢調査自体は、国の統計法という法律に基づいた調査ですので、そのときの気分で協力するとかしないとかではなくて、統計調査をやっていただくということになっているわけなんですが、年々、国勢調査を取り巻く環境というのはやりづらくなっているというのは、行政の立場とすると非常に認識しているところでございます。 その中でも、調査員さん、皆さん、統計調査ということで4年間待っていただいたということで、非常に感謝申し上げているところでございます。 それと、所在不明というか、所在というか、表札はあるんだけれどもお住まいでないとか、そういう方かなというふうに思います。そういった皆さんについては、今現在、住んでいるか、住んでいないかというのが国勢調査の一つの調査のあれになりますので、何度か訪問差し上げて、ポストに連絡などを差し上げてもということであれば、その場合は、ほかの自治体に転居されて、その自治体で調査をやられているというふうな格好になるというふうに認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) そういうことで、苦労はしているんだ。今回、委託料として5万5,000円ですか、入っているわけなんですけれども、この辺のところは、こういう最初に決めた値段じゃなくて、不測の値段ということでよろしいんですか。統計というのは、最初に決めた値段ではないんでしょうか。これは不測の事態が起きて増えたということなんですか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 国勢調査の経費については、当初予算で計上させていただいたわけでございます。国勢調査に係る経費については、全額国の負担ということでございます。当初の交付した額よりも市町村に配分する額が増えたというのと、町においても、まだ国勢調査の後処理等もございますので、その分、経費がかかるといった、様々なことにより、国のほうから財源を交付されるということですので、頂きまして、そういった費用に充てるというようなことになります。 通常、当初の国の交付金というのは、年度が始まってみて、国の中でも少しまだ余裕があるということであれば、市町村に交付するということがありますので、そういったものの一つというふうにご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 分かりました。 一応、いろんな事情があって統計調査は苦労が多い。100%は、これは全員を調べるわけにはいかないと思うので、これ宮代町というのは、一体どのくらいの回答率というか調査率なんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) お答え申し上げます。 今現在は、宮代町の人口が3万3,000、ちょっと端数をやりますと3万3,900人という人口になるんですが、今回の統計調査終了時点、県のほうにも書類を提出して受領されたわけですが、その人口が3万4,100人ということですので、住民基本台帳の人口よりも多いというような数字になってございます。 ですので、先ほどの質問ではないんですが、住んでいるか、住んでいないか分からないというところと、じゃ、その人数を数えてというところで、母数が住民基本台帳をベースにしているわけでないので、何パーセントというのは、なかなか数字は出てこないんですけれども、現在の住民基本台帳の3万3,800人から900人に対して、今回の調査は3万4,100人ということですので、それを上回っている人口数になるというところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番の西村です。 議案第82号 令和2年度宮代町一般会計補正予算について、賛成の立場で討論いたします。 補正予算全般に関しては、賛成をいたします。ただし、防犯カメラ設置については異議ありと。理由としては、まず突如出てきたものであると。それから、これは警察に相談した結果、こうだと。警察に相談すれば、当然、設けなさいよと、設けたほうがいいですよと言うに決まっています。 それから、カメラが全可動の方式であるということ。それから、何よりも設置要綱が示されていない。だから、実際、どう運用するのかということについて不明であると。 それと、13台という量がこの宮代町の役場施設からして多過ぎるんではないかということ等を理由にして、設置については時期尚早であるという判断をいたしますけれども、補正全体の事業にやはり影響を及ぼすという視点から立って、やむを得ず賛成をいたしますということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第82号 令和2年度宮代町一般会計補正予算(第6号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第83号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第13、議案第83号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第83号 令和2年度宮代町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第84号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第14、議案第84号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) この66ページ、介護保険給付事業積立金でございます。現在、1億1,142万5,000円ですか、486万増やすというんですけれども、この最大の理由としてはどういうことがあるんでしょうか。まず、理由をお聞きしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、基金への積立てにつきましてご答弁申し上げます。 今般の補正におきましては、486万円の積立てを行う内容となっておりますが、歳入におきまして、今年度、保険者機能強化推進交付金並びに介護保険保険者努力支援交付金が交付されるという内示をいただきましたので、これを予算に組み込んだところでございます。 この2つの交付金につきましては、歳出における第3款の地域支援事業費に充てるということとなっております。その結果、これまで財源として介護保険料を充当して予算のほうを編成しておりましたが、今回の内示によりまして、介護保険料に代わりまして国からの交付金を充てることによって、介護保険料に余剰が発生したということになっております。 その余剰した介護保険料分につきまして、今般、基金のほうに積立てをさせていただくということでご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 理由としては、国からの交付金が入って、今までは介護保険から流していたやつを積立金に回すんだ、簡単に言えばそういうことだと思いますけれども、これ介護保険料、その分、充実させるとかそういうことはしなくて、積立金のほうにだけ回したということなんでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 財源につきまして、国から交付金が交付されるということで、そういった財源を活用して地域支援事業の充実を図るということも議員ご指摘のとおり、ごもっともでございまして、それについて検討を重ねてまいりました。 しかしながら、残り3か月で新たな事業を構築する、さらには今の事業の拡大というのは、残り3か月、4か月で行うということは非常に困難だということもございます。 また、余剰金となりました保険料分につきましては、基金に積み立てることによって、次年度以降、特に今回は介護保険料の改定の作業を今現在進めておりますので、来年度以降の介護保険料の財源としての基金の活用、こういったこともございますので、被保険者の保険料の負担の増大あるいは軽減、こういったもの、増大を抑制する、あるいは軽減することが可能になるのではないかという考えの下で、今般、基金に積立てをさせていただくということで予算のほうを編成させていただきました。ご理解いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 今の説明、私は正直者ですから、正直に受け止めたいと思います。ぜひ来年度、この基金を活用して利用者のサービス向上のためにぜひやっていただきたい、それが願いでございます。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第84号 令和2年度宮代町介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第85号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第15、議案第85号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第85号 令和2年度宮代町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第86号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第16、議案第86号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第86号 令和2年度宮代町水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第87号の質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第17、議案第87号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第87号 令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △意見書第5号の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 日程第18、意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山下秋夫議員。   〔1番 山下秋夫君登壇〕 ◆1番(山下秋夫君) 議席番号1番の山下です。 それでは、選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書について説明をさせていただきます。 まず最初に、この選択制のことなんですけれども、近年、戦後、民法改正されまして、女性の、1975年ですか、国際婦人年ということで提唱され、それから国連婦人の10年と名を打ってずっと活動されて、1979年には女性差別撤廃条約が締結されたと、一つはこれがあります。 それと、戦前は家制度の下で、結婚した場合は、家庭、家ということで、山下だったら山下家のほうに全員が統合されるということでなったわけです。戦後は、家制度はなくなって、家制度じゃなくて、結婚した場合はどちらかの姓を名のるということで、山下だったら山下、うちの女房はアライだったんですけれども、アライだったらアライ、どっちかを名のる。戦前、戦後を通じて、そういうことで大きく変わったわけです。 それと同時に、女性の地位向上のために法律も変わり、女性の潜在的能力を活用するようになって、2015年に設立した女性活動推進法によって日本も社会的進出というんですか、女性のが、目に余るようになってきたということで、女性の高学歴、そして事業主にもなるし、いろいろと女性の地位が向上したということで、この女性の、向上した割には、この最後の選択的夫婦別姓だけが残ってしまったと。 そういう簡単なことなんですけれども、私は、やっぱり結婚後も女性がそういう地位向上、例えば社長になった人が結婚後、また違う姓になったら、社会的損失が大きいわけです、女性にとっては。やはりそういうことをなくすためには、夫婦がどちらかを選択できるように、両方選択できるように、例えばアライだったらアライ、山下だったら山下を名のれるような制度にするべきじゃないかなということで提案をいたします。 これ読み上げて提案をしたいと思います。 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書。 選択的夫婦別姓制度とは、夫婦が望む場合は、婚姻後も男女がそれぞれの姓を名のることを可能とする制度でございます。 民法第750条に規定されている「夫婦同氏制」は、明治31年の民法成立によって制度化されたものです。最高裁判所は平成27年12月、夫婦同姓規定自体は合憲と判断をいたしました。同時に選択的夫婦別姓制度については「合理性がないと断じるものではない」と言及し、制度の在り方については、「国会で論じられ、判断されるべき」としました。 平成30年3月20日の衆議院法務委員会における政府答弁によると、法律で夫婦同姓を義務付けている国は日本だけであるにもかかわらず、平成8年に法務審議会が選択的夫婦別姓制度の導入を含む「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申してから24年、いまだに法改正の見通しが立っていません。 夫婦が別姓を選択できるようにする「『選択的夫婦別姓制度』の導入・論議を求める意見書」については国会や政府に提出した地方議会により、同制度をめぐる提訴が相次ぎ、平成30年の6月議会から今年の6月議会までの2年余りで、参議院請願課や法務省の調査でちょうど100の議会が議決をし、令和2年10月20日江戸川区で可決されたことで156の議会で意見書が議決されました。 今日まででは、また少し増えています。 また、令和2年3月3日の日経電子版調査では法改正賛成が74.1%に、平成30年2月の内閣府が公表した世論調査の結果では、法改正に賛成・容認が66.9%と反対の29.3%を大きく上回るなど、選択的夫婦別姓制度の導入に向けた機運は、大変高まってきています。 宮代町議会では、国会及び政府に対し、選択的夫婦別姓制度について国会において審議を積極的に行うことを求めるものです。 よって、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和2年12月、今日の日付です。 埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長田島正徳。 衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅儀偉殿、総務大臣武田良太殿、法務大臣上川陽子殿。 そして、意見書第5号として、意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定による「選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書」を宮代町議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出しますということで、提出者は、私、山下秋夫です。賛同議員が丸山妙子、金子正志、川野武志、朝倉孝郎、丸藤栄一でございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 提案者にご質問をいたします。 まず、この案ですけれども、これは選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書でございますね。ただ、全文を伺う限りにおいては、なぜ国会審議が必要なのかという、そういう経過については書かれておりません。 そこで、ちょっとお尋ねしたいんですが、提案者そのものは、提案者としては、選択的夫婦別姓制度についてどのようなお考えなのかお聞きしたいというのが1点です。 それから、もう一点は、この問題について、自民党内部でもかなりまとまった形に今なっていないというのが現状ですよね。そこで、なぜ反対意見があるのか、反対意見の主なものをご提示いただければありがたいかなと思います。 その2点です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 自分自身の問題については、夫婦別姓、私も昭和25年生まれです。最初の頃は、やはり結婚当初は、長男が後を継いで、長男の名前を継ぐべきだというふうに思って、女性もそういう考えで、要するに高度成長時代の前は、夫は外で働き、女性は家庭を守る、そういうことが主流で考えがあったんですけれども、今はそういう時代じゃありません。うちの息子もそうです。一応、山下は継いでいますけれども。 やはり今の家族制度の中では、戦後の問題ですけれども、家の財産の分担とか、そういうものがかなり出てきていると思います。そういう問題とか、いろいろと結婚しても3割近くが今離婚している。 そういう中で、子供の姓の問題だとかどうするのかということなんですけれども、別かれた女性、男性でも、子供を連れて一つの家族になったというところもかなりあるんですよね。 子供は別の姓、夫婦は同姓になっている。または、逆にそういう問題で結婚できないというところもいる家庭が多くなってきている。私自身も、そういうことではやはり選択できるような必要があるんじゃないかなという感じはします。 ですから、こういう問題で、いろんなニュースでも聞いていて、選択ということは、今までの女性はこうであるべき、男性はこうであるべきということはなくすべきじゃないかなという感じはします。 それと、自民党の中にいろんな意見があるんじゃないかということなんですけれども、これは確かにあります。家族の一体感が失われるとか、家族制度が崩壊するとか、伝統が失われるとか、子供の姓はどうするんだとか、子供がいじめられるとか、いろいろあります。中には、選択夫婦別性を認めると離婚率が高まる、こういうことも言っておられます。 しかし、このことを言っていても、これは逆に一つ一つなんですけれども、自由というんですか、私は、自由というのは夫婦に、どういうのが、家族が正しいのかという自由というのは、夫婦に任せるべきじゃないかなという感じはしますので、いろいろとありますよ、それは意見が。やっぱり結婚後は夫婦に任せる、自由度を高めていくんだと。 世界的に見ても、世界中で日本だけです、この夫婦別姓が認められていないのは。そういう点では、やっぱり私は、いろんな意見があったとしても、夫婦別姓が必要じゃないかなと思っておりますので。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) ありがとうございました。 よく分かります。ただ、私も昭和17年ですから、提案者とほぼ同じ時期から今日まで来ているわけですよ。これを認めないというのは古い人間だという、一蹴する今流れになっています。決してそういうことではないと思うんですよね。 今回の場合、国会審議を求めるということですから、これを導入しろとかいうことではないと思いますが、ここに書かれてある156、今日、議決すれば157ということに、議会として。それで、日本全国で議会数はちなみにどれぐらいあるんですか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 今現在の議会数、どのくらいあるのかと言われても、今ちょっと、何千とあると思います。幾つだったっけな。これは町のほうで…… ◆6番(西村茂久君) じゃ、分からなければいいです。 ◆1番(山下秋夫君) ちょっと今のところ、分かりません。相当あります。何千という自治体数が。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 大体1,600ぐらいだと思います。だから、この156というのはいかにも多いように見えるんですが、実はそれほど多くはないんですよね。パーセンテージからいけば。やっぱりそこに、この制度を国会で審議するということについて問題ありという、要するに議論が分かれちゃっている、そういう性格の問題だと思います。 ただ、今回の国会審議を求めるというところに重点を置いて、私は賛成しますけれども、やっぱり反対をする意見の方も、これ自由ですから、これは十分尊重した上で、本当に密度の高い国会審議をやっていただくという求める、そういうことでご理解させていただきます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 11番の合川です。 幾つか質問をさせていただきます。 まず、1点目なんですけれども、今回、山下議員が提出しているこの意見書の中で、日経の電子版調査ということで、賛成74.1%というのを明記してあるんですけれども、この調査になかったもので、内閣府世論調査が2017年に行われたものがありまして、その中の項目に子供への影響はどうだろうかと。 好ましくない、影響があると思うというのが62.6%、ないと思うという人が32.4%いらっしゃって、ある程度不安もあるのかなということが分かるんですけれども、まずこの数字からして、山下議員自身がこの制度導入に対して、こういう数字があるということに対するまず所感をお伺いしたいというのが1点目。 2点目としましては、別姓を認めるとなると、例えば結婚している夫婦なのか、事実婚なのか、恋人同士なのか、これが分からなくなってしまうということで、先ほどお話にもあったんですけれども、離婚のハードルが低くなってしまうという懸念も確かに反対する方には、意見の中にあります。 この日本がとろうとしている選択的夫婦別姓制度というのは、全くこうもうフリーに、そこから選択できるという制度を前提とされているんですけれども、そういった日本が導入しようとしている制度と同じ制度を導入している国が世界にあるかどうか、まずこれをお伺いしたいと思います。 次が3点目になりますけれども、あとはいろんな不都合もあるという点も声で上がっているのは理解しております。1点は、やっぱり言われているのが旧姓利用の拡大では何がまずいのかな、行き届かない点はどういったところにあるのかというところを教えていただきたいという点です。 4点目なんですけれども、この夫婦別姓が現実味を帯びると、今度、例えば戸籍の問題、お墓の問題、その周辺の問題がいろいろ出てくると思うんですけれども、というのは、例えばなんですけれども、AさんとBさんが結婚しました。子供が例えば1人できました。お父さんのAさんの苗字を名のりました。そうすると、A、Bの夫婦とAの子供がいますよね。 離婚しました。お母さんのほうについていきました。そうすると、お母さんのBに対して、Aの子供がついていくことになります。 再婚しました。そうすると、Cが来ました。連れ子がいました。Dでした。そうすると、家の前に表札4つ並べることに、そんな社会になっていくのかなというのもあるんですけれども、この別姓制度が導入されるとどういった社会になるのかという、その辺、今お話ししたような点も含めてちょっとお話しいただければなと思います。 もう一点、最後なんですけれども、国会で審議してくださいというのが今回趣旨になっているんですけれども、審議ということは、ある程度前提になる制度があるんですけれども、自民党内でも、確かに割れてはいます。 割れている中でも、この問題、もう24年前から議論されていて、なかなか上がってこないという話なんですけれども、初めは、今言ったような完全な選択的な別姓制度だったんですが、中には原則を今まで通りにして、例外としてそういう別姓制度を認めましょうという案が上がってきたけれども、それも立ち消えになっているという現状もあります。 審議をしてくださいはいいんですけれども、どういった制度設計を見ているのかなというのが気になりますので、その点、お伺いして、質問は以上とさせていただきます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 一つ一つやっていきたいと思います。 1つ、子供に影響があるんじゃないかということなんですけれども、これは、影響はあるかどうかということは、確かに今の現状では、子供は、夫婦で同一姓でやっているんですけれども、今、先ほど述べましたように、多種多様な家族制度があるということは理解していると思います。離婚して3割近くがもう、再婚すれば、本当に子供と夫婦の間も別姓があるわけです。 事実婚というわけじゃないんですけれども、なった方々からの意見なんかでは、別にそれでやって不都合が生まれたわけじゃないということで言われている方もいます。ですから、その家族、家族で決めていただければ、それはいいことじゃないかなと思っております。 それと、別姓、世界のどのくらいの方が制度としてあるのかというと、日本だけです、別姓ではないのは。これは日本だけの、これ、あと内閣も認めていることです。この内閣が認める、菅総理大臣までが夫婦別姓制度を提案していた人間なんです。これは国会でも答弁しておりますので、世界は日本だけだということで、別姓制度を認められていないのは。そういうことです。 ◆11番(合川泰治君) 議長、質問と答えがちょっと違うんですけれども。 ◆1番(山下秋夫君) 世界のどこの国…… ○議長(田島正徳君) 合川議員、もう一度質問お願いします。 ◆11番(合川泰治君) 今の点は、同姓にする制度を導入しているのが日本だけですというお答えだと思うんですよ。私が聞いたのは、日本が導入しようとしている選択的別姓を導入している海外の国。 ◆1番(山下秋夫君) ですから、導入していないのは日本だけだということなんです。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 制度を導入している国は、日本以外はほとんどです。もうヨーロッパは1970年代にほとんどの国が、もうほとんどの国です。ゼロです。日本だけです、はっきり言って。見ても制度を導入していないのは日本だけということで、ほかの国々は全部別姓を認めている、それが答えです。 それと、私が知っている限りですよ、それは。旧姓を使えばいいじゃないかということだと思うんですけれども、3番目の問題は、何も結婚、そうすると、先ほども言いました相続の問題とか、そういう問題が今でもかなり兄弟間で出ていると思います。そういうときは結婚できない、戸籍に入っていないとそういう問題が出てくるんで、事実婚だけでは、それは今の社会は難しいんじゃないかなという感じはします。 それと、お墓とかいろんな社会的なあれだと思うんですけれども、私もそれはちょっと、どうするのかということなんだと思いますけれども、それはその家族同士で話し合ってもらえば一番いいことじゃないかなと私は思っております。私の答えで、どうしろ、ああしろということはできません。ただ、もしそういう問題があるんだったら、国会で審議してもらいたいというのがあります。 あと、先ほども言いました5番目の問題として、国会で審議していろんな問題が出ていると思うんですけれども、先ほども言いましたけれども、首相自身がかつてこの別姓制度を提案していたんですよ。ですから、国会でも、先ほども言いましたけれども、本当に今機運が高まっていると。 確かに156だか7だと思いますけれども、そういう中でどんどん広まってきているというのが現実だと思いますので、その辺の細かいところは国会で審議してもらいたいというのが私の趣旨です、はっきり言いまして。 よろしいですか、このくらいで。 ○議長(田島正徳君) 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 再質問という形でさせていただきます。 まず、1点目なんですけれども、お答えの中で、家族で決めてくださいよというお話だったかと思うんですけれども、やっぱり大人、親の都合で、子供からの視点というのがこの制度意外と欠けていて、果たして親はそうしたいけれども、子供は望んでいるのかというところが、実際にそういうことになったときに、しょうがないからそれは受入れざるを得ないとは思うんですけれども、それで影響ないのかなという懸念は確かにあるんです。 先ほど、この制度が日本だけが導入していないというお話なんですけれども、ほかの海外の国々、ヨーロッパも調べてみると、基本は同姓です、基本が。ただし、確かにこういう選択制も認めている。だから、日本とはちょっと違うんですよ。日本は、完全にもう選べるような状態にするということなんで、それと全く同じ制度を導入しているのがスウェーデン。 スウェーデンは、ただし、離婚率がやっぱり50%、家族よりも高い。事実婚がほとんど多い。ただ、スウェーデンの場合は、消費税25%で福祉大国と言われていて、病気してもただだし、教育もただだし、離婚しても日本のようにひとり親になって苦労するのが日本よりはない状況なんで、離婚しやすいというふうにも言われているそうなんです。 ただし、こういう結果を見ると、やはり離婚はしやすくはなるのかな。今までは、やはり別れるときに、名前が変わっちゃかわいそうだなとか、ある程度踏ん張る期間というのがそれであったりするけれども、名前が違うなら、今別れても、別に何もそんなにほかに分からないし、まあ、いいか、当然、その人たちも決断して、そういう行動するわけですから、それも一つ尊重しなければいけないんだろうとは思います。でも、傾向としては、やはりしやすくなるというのは確かにあるような気はするんです。 私は、そう考えるわけなんですけれども、再度、山下議員にその点、子供からの視点で考えられているのかという点と、今のやはり少ししやすくなってしまうんではないかという懸念に対して、どういう所感を持つか、これだけ答弁をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 山下です。 お答えいたします。 夫婦別姓で子供に対する配慮が足りていないのじゃないのかということなんですけれども、現在も、実際のことを言いますと、3割近くが離婚しているわけです。その中で、子供たちが本当にかわいそうだといえば、現在でもかわいそうなんですよ。そういうところではね。夫婦で住んでいないで、子供たちも別々に親が離れている。 そういう点では、やっぱり私は、強制的にこれを、いや、一緒にいろ、かわいそうだから一緒にいろ、そのほうがもっとかわいそうだと思いますよ。年中もめごとが起き、そういうことでやっぱり自由に、これは子供たちも含めて、夫婦間で議論する必要があるんじゃないかなと。 私は、ここで答えは出しません。議論はする必要はあると思います。どうするのかということは。それはもう国会で決めていただきたいと思います。どうするの、債権の問題も出てきます、子供たちの。どうするのかという、母親がとるのか父親がとるのか、そういう問題も出てくると思います。現在でもそうですから。 そういう点では、やっぱりどんな社会だったら、子供がかわいそうだというんですけれども、そういう統計が私はちょっと見受けられないというか、本当にかわいそうなのか。だったら、今の制度を直せばいいんじゃないかということになってしまうし、私もちょっと答えができない。本当にかわいそうなのかどうかというのは。ですから、答えは、私はありません。言っておきますけれども、その辺のところは。 それと、世界の別姓ということで言っていますけれども、これは夫婦別姓ということで選択的なんですよ、世界は。選択する、夫婦で。だから、日本も同じことをやろうとして私は提案をしている。これは夫婦別姓ということで、それと同じだと思います。 やはり世界がどうとかこうとかというんじゃなくても、やはり夫婦が自由にあるべきじゃないかなと、将来は。私もそうしたいと思っておりますので、自由。同じ姓にしたいと言えば、同じ姓でも結構です、それは、と思っているんです、私自身は。同じ山下だったら山下ととればいいし、その辺のところは、合川さんだったら合川ととればいいことであって、それは夫婦の選択の方法じゃないかなと思っております。国の制度として、こうするんだ、ああするんだというんじゃなくて、私はそう思っております。 以上です。 ◆11番(合川泰治君) 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 合川議員。 ◆11番(合川泰治君) 11番の合川でございます。 意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書について、反対の立場から討論をさせていただきます。 反対する理由は2点であります。 まず1点は、先ほど質疑でも述べましたように、子供からの視点というところの理解、それから、これどうなるのかというなかなか見えない点があります。 もう一点というのが、先ほど質問の中でさせていただきましたが、お墓であったり、苗字が、姓がそれだけ違うというのがどういう社会をもたらすかというのがなかなか分かるように示された論文もないし、そういったものがなかなか出てこないで、不便だからそれを使わせてください、別姓導入してくださいという意見と、伝統を守るんだという、この2つの意見が交錯するだけで、実際に導入した後、どういう社会が訪れるのかというのがなかなか見えづらいところがあって、それをいま一度立ち止まって、やはり明らかにし上でこの議論を進めていくべきだと考えます。 一度導入すると、やはり日本の伝統的な家族制度も壊れかねないのも確かにあると思いますので、慎重に対応するべきと考えまして、反対とさせていただきます。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。
    ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書に賛成の立場で討論いたします。 先ほど、議員から意見書が出ました。答申してから24年、大変長い時間がかかっております。婚姻をすると、ほとんどの女性は男性の姓を名のります。私もそうでした。若いときは、そのことは疑問にも思いませんでした。家と家との結婚としてきた日本にとっては、それが当たり前でした。 ただ、今、個人、男、女関係なくマイノリティー、そのような中で1人の人間として生きていく、そして名前が変わったから夫婦仲がうまくいく、いかないというのは、いろいろ考えられるところもありますが、違う原因もたくさんあると思います。 まず、子供に関して、現状もどちらにしても問題は出てくると思います。ただ、子供が生まれたときの姓、どちらかの姓を名のり、もし親が相性が悪くご縁がなかったとしても、その子供は生まれたときの名を名のり、また一緒に住む父、母、どちらかがまた再婚した場合でも、その生まれたときの名前を名のる、私は、それがその子供の一生だと思います。 今現在、離婚すると、その子供がかわいそうだということがあります。それは、婚姻してA、離婚してB、再婚してC、子供は3回名前を名のることになり、いろいろ親は結婚をしない事実婚だとか、いろんな考え方をします。確かに子供のいじめもあります。 そのような中で、やはり女性の地位向上、女性は男性の支配の中にあるわけではないということがこの選択的夫婦別姓制度の一番の根底だと思います。 自民党の中でも大きく意見が分かれております。国の男女共同参画の基本法にも、今回この夫婦別姓に関しては組み込まれませんでした。やはり審議がとても大事。この町議会でも、こうやって意見書が出たことで皆さんの意見が出たりしますが、大いに議論をしていただきたいと思います。 その上で、私は、やはり女性が支配のものではない、1人の人間としてやはり別姓できちんともっていく、生きていくということが大事だと思っております。そのようなことから賛成の討論といたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書案について、賛成の立場から討論を行います。 先ほど来からいろいろ議論がありましたが、今、国会の論議はどういうふうになっているかということで紹介したいと思うんですけれども、11月8日に選択的夫婦別姓の導入を求める件について、政府の第5次男女共同参画基本計画の策定に向けた意見募集で、選択的夫婦別姓導入についてどのような意見が寄せられているか、この問いに対して、橋本聖子男女共同参画担当相は、第5次男女共同参画基本計画策定に当たり行った意見募集においては、5,600件以上、1,700ページに及ぶ意見が寄せられました。 その中で、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見が多数寄せられた一方で、反対の意見はありませんでした。具体的な意見としては、改姓により、論文などの研究実績のキャリアが引き継がれないこと、通称では2つの姓の使い分けが必要であり、本人、企業にコストがかかることなど、女性活躍の妨げになっている。改姓を避けるために結婚を諦めることや結婚を先延ばしにすること、事実婚を選択すると子供を持ちづらいことなど、少子化の一因となっているという意見が寄せられましたということで、反対の意見はなかったということであります。 また、先ほど来人権の問題として考えるべきだという中で、選択的夫婦別姓導入、それから女性の婚姻適齢の引上げ、女性の再婚禁止期間の短縮、婚外子への差別禁止、こういった民法改正を答申したと指摘しておりますけれども、4つのうち3つは全て実現しているけれども、残るは選択的夫婦別姓のみだということで、こういう状況になっています。 それで、いよいよ法制審の答申から導入に踏み切るべきではないか、こういうことに対し、上川陽子法務大臣は、選択的夫婦別姓制度の導入の問題は、我が国の家族の在り方に深く関わる事柄であると考えています。直近での世論調査、これは2017年ですが、選択的夫婦別姓制度導入について、容認が42.5%、旧姓通称使用の法制化のみの容認が24.4%、反対が29.3%となっているということで、若い世代の皆さんの容認は非常に高くなっているのも事実だということで、こういういろいろな国民の間には意見が分かれている状況にあるのも事実だけれども、国会における論議の動向もやはり注視しながら対応を検討していきたいというふうになっております。 私は、こういった国会での論議もありますが、最近のNHKの世論調査でも、やはり夫婦別姓、選択的夫婦別姓制度については、容認のパーセンテージが非常に高くなっている、こういう状況かなというふうに思います。 この選択的夫婦別姓制度の国会審議を求めるということですので、こういった内容も含めて国会で論議を進めていただければなと、そういうふうに思います。そのことを申し上げて、賛成討論としたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 6番の西村です。 意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書について、反対の立場から討論をいたします。 提案者には説明はしたんですけれども、この選択的夫婦別姓制度を求める意見書というやつを、国会審議を求める意見書、再度読み直して、また、今お二人の賛成討論をお聞きした上で、この意見書というのは、選択的夫婦別姓制度を求める意見書と、国会審議を求める意見書というよりも選択的夫婦別姓制度を求める意見書という、そういう考えが非常に強まりました。 もし国会審議を求める意見書であるならば、議論が二分化されているこの問題について、国会審議を求めるという立場でいけば、両論を、賛成の意見、反対の意見、両論を併記した上で国会審議を求める意見書が正論であると思います。 そういう意味で、この意見書については、明らかに選択的夫婦別姓制度を求める意見書という理解でしかとれません。ということから、この意見書については、反対ということで討論をいたします。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第5号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(田島正徳君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △追加議案の提出 ○議長(田島正徳君) ただいま、角野議員ほか5名から意見書の提出がありました。 議会運営委員会の開催を求めます。 暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時13分 △再開 午後4時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。--------------------------------------- △議会運営委員長の報告 ○議長(田島正徳君) 議会運営委員会の審議結果の報告を求めます。 角野議会運営委員会委員長。   〔議会運営委員長 角野由紀子君登壇〕 ◆議会運営委員長(角野由紀子君) 議会運営委員会委員長の角野でございます。 それでは、先ほど開催いたしました議会運営委員会の審議結果について報告をさせていただきます。 意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡大を求める意見書が提出されましたことから、議事日程について審議しましたところ、意見書第6号についての件は、これを日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決をすることといたしました。 以上でございます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(田島正徳君) お諮りいたします。委員長報告のとおり、意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書についての件は、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決を行うことにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書についての件は、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題として上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決を行うことに決定しました。--------------------------------------- △意見書第6号の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決 ○議長(田島正徳君) 追加日程第1、意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 角野由紀子議員。   〔9番 角野由紀子君登壇〕 ◆9番(角野由紀子君) 意見書第6号。 意見書の提出について。 地方自治法第99条の規定による「防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書」を、宮代町議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出いたします。 令和2年12月8日提出です。 提出者は、角野由紀子、賛成者、合川泰治議員、川野武志議員、浅倉孝郎議員、金子正志議員、丸藤栄一議員でございます。 提案理由の説明は、意見書の案文を読み上げさせていただきます。 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書。 現在、世界は異常な気候変動の影響を受け、各国各地でその甚大な被害を被っている。 我が国でも、豪雨、河川の氾濫、土砂崩壊、地震、高潮、暴風・波浪、豪雪など、自然災害の頻発化・激甚化にさらされている。このような甚大な自然災害に事前に備え、国民の生命・財産を守る防災・減災、国土強靭化は、一層その重要性を増しており、喫緊の課題となっている。 こうした状況を受け、国においては、重要インフラの緊急点検や過去の災害から得られた知見を踏まえ、国土強靭化を加速化・進化させていくことを目的に、「国土強靭化基本計画」を改訂するとともに、重点化すべきプログラム等を推進するための「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」を策定し、集中的に取り組んでいるが、その期限が令和3年3月末までとなっている。 現状では、過去の最大を超える豪雨による河川の氾濫・堤防の決壊、山間部の土砂災害等により多くの尊い命が奪われるなど、犠牲者は後を絶たない。今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、迅速な復旧復興につながるよう「防災・減災、国土強靭化」はより一層、十分な予算の安定的かつ継続的に確保が必要である。 よって、国におかれては、下記の措置を講じられるよう強く要望する。 1、令和2年度末期限の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の更なる延長と拡充を行うこと。 2、地方自治体が国土強靭化地域計画に基づき実施する対策に必要な予算の総額確保を図ること。 3、災害復旧・災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに、国土強靭化のための財源を安定的に確保するための措置を講ずること。また、その配分に当たっては、社会資本整備の遅れている地方に十分配慮すること。 4、利根川水系における上流部の降雨量の情報を的確に把握し、水位の正確な情報を市町村に伝達できるよう測定システムを整備すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年12月8日。 宛先は、衆議院議長大島理森殿、参議院議長山東昭子殿、内閣総理大臣菅義偉殿、財務大臣麻生太郎殿、総務大臣武田良太殿、国土交通大臣赤羽一嘉殿、内閣官房長官加藤勝信殿、国土強靭化担当大臣、防災担当大臣小此木八郎殿。 以上でございます。皆様のご賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村でございます。 意見書についてですけれども、今年度に入ってもこれは6番目ということで意見書が出ているんですが、実際、この効果というのは、提案者はどうお考えでしょうか。意見書を作るに当たっての考え方というんですか、大体全国から出てくる意見書というのは、ある程度同じ内容で、例えば宮代町の独自の視点での考え方というのは意見書に反映されないということについてどうお考えなのか、その2点、お伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 西村議員、この今回出されている意見書についての質疑でお願いいたします。 ◆6番(西村茂久君) だから、2つ指摘したんです。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 角野由紀子議員。 ◆9番(角野由紀子君) 議席番号9番の角野でございます。 今、意見書の効果についてのことのお尋ねがございました。議員必携には、意見書は軽々に、先のことも考えて出すようにという助言もございます。 今回この防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書提出に当たっては、ちょっと経過を申し上げますと、埼玉県の町村議会議長会というのがございまして、そこ、私たち宮代町もそうですが、来年度予算の、議長会として、まず1項目出しなさいとかということで決めて出しますよね。それをまとめて、町村議長会が県予算編成並びに施策に関する要望という形で要望活動を実施いたしました。 そのときに、埼玉県議会議長のほうから、それだったらこの2年度末で期限を迎える防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策、延長と拡充を求めて意見書を出してくださいよというお願いがありました。 そういう経過を経て、各町村議会で、もちろん県議会に予算要望していますが、それの基になる国にも予算、3か年緊急対策が終わってしまう、その財源を求めてくださいということで、今一斉にやっているということで、効果についてはということで、今一応そういう経過で出すということが1つと、それから、今ちまたでというか、ここ1週間くらいで、この令和2年度、令和3年度3月31日に終了するこの3か年緊急対策を延長するということが決まっているという報道もございます。 それで、それが今度の国会のほうの補正予算に入るもの、補正予算、21年度、22年度で3か月延長するという、そんな報道もございますので、これは後押しになるかなということで思います。 それから、もう一つのほうの独自視点ということなんですが、今読み上げました3番までは、県議長会のほうから、じゃ、皆さん、一緒に出しましょうということでこの文面、こういうのを参考にして同じようにしましょうかという提案がございましたが、今回に限っては、この町独自の台風19号を、昨年の台風19号を経て、いろいろな避難勧告に関してもそうですが、それを経てこういうことを入れたらいいということで、この独自な視点が入っております。 ○議長(田島正徳君) 西村議員。 ◆6番(西村茂久君) ありがとうございました。 よく分かりました、経緯は。ただ、ちょっと待ってください。今ご説明の中に、補正予算との絡みというのが、予算との絡みだよな、があったんですけれども、例えばこういう意見書というのが当議会が出さないと、やはりそれに影響を及ぼすのかどうかというのをちょっと聞きたいんですけれども、この内容については、私、とやかく文句を言っているわけじゃないんで、意見書というのは本当に効果があるものかどうかということと、独自の、さっきお答えいただいていますので、それはいいんですけれども、ちょっと予算との絡みで分かっていればご説明いただきたいんですけれども。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 角野議員。 ◆9番(角野由紀子君) 9番、角野です。 国の予算との絡みということでございますか。私たちは、町村の議員として意見書を議会として上げられるという権利をもらっています。そういう中で、その効果については、私が判断できる内容ではないということだけ、予算についても、それについては、私はお答えができる立場にありませんという答えにさせていただきます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆1番(山下秋夫君) 賛成の立場からちょっと質疑したいんですけれども、予算的にこれを要望するということなんですけれども、私たち、ここの地域に住んでいる人たちは、利根川水系に住んでいるんですよね。洪水が、度々大雨が降って水がたまってしまう。宮代の川も流れない。私、簡単に申しますと、利根川の水系が浅くなっているんじゃないかなと思っておるんですよ。だから、水の流れる量が少なくなってしまう。 ですから、度々、そういう点では強靭化ということを言いますけれども、しゅんせつとかそういうのも考えてこれは出しているのかどうか。その辺のところも分かったら、分かる範囲で結構です。その辺のところは、どの辺を対象にして減災・防災を考えているのか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 角野議員。 ◆9番(角野由紀子君) 今河川のしゅんせつの要望がございましたが、私は、今国土強靭化対策継続・拡充を求める意見書ということで、3か年基本計画の予算、予算を延長してくださいという意見書を、この先ほど申しました衆議院議長、参議院議長、総理大臣、あと大臣の方々に送るということで、そのしゅんせつということは一言もここには書いておりませんが、その予算を求めますよということの意見書を提出したいということです。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸藤議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、意見書案第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書に賛成の立場から討論を行います。 今年7月に熊本県などを襲った豪雨は、深い傷跡を残したままです。9月初めの大型の台風10号は、九州や沖縄に被害を与えました。また、東日本を中心に甚大な被害を出した台風19号が上陸して、10月12日で1年となりました。宮城、福島、長野の3県では、今なお、7,000人以上が避難生活を続けるなど、被災地の状況は深刻です。 新型コロナウイルスの感染が支援活動に影響を与えており、被災者の生活となりわいの再建に向けた取組を国の責任で一層強めることが不可欠です。台風をはじめ、激甚化が際立ってきた気象災害から国民の命と暮らしを守るために、政治の果たす役割が求められます。 記録的な豪雨をもたらした台風19号は、千曲川、長野県や阿武隈川、宮城県、福島県をはじめ、多くの河川の流域で被害を広げました。国、県管理の河川では、142か所で堤防が決壊し、濁流が住宅や農地を飲み込みました。100人以上が犠牲になりました。 このように台風19号は、河川の流域に降った雨が本線に集まり、大水害を引き起こす流域型洪水が全国で発生しました。利根川の水位が想定の5倍のスピードで上昇したため、急遽の避難指示となり混乱が生じました。 国土交通省利根川上流河川事務所は、流域型洪水に対応できる、事前に正確な水位の上昇を市町に提供できる測定システムがありません。国が流域型洪水に対応できるよう、利根川水系における上流部の降雨量の情報をアメダスなどのデータによって把握し、水位の正確な情報を市町村に伝達できるよう、測定システムの整備は住民の命を守る喫緊の課題です。 このような内容も含まれた意見書案になっておりますので、本意見書案の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第6号 防災・減災、国土強靭化対策の継続・拡充を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立全員〕 ○議長(田島正徳君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。---------------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長(田島正徳君) 日程第19、議会運営委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしました申出のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。---------------------------------------議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について ○議長(田島正徳君) 日程第20、議会広報委員会の閉会中の継続調査についての件を議題といたします。 議会広報委員会委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。議会広報委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議会広報委員会委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣について ○議長(田島正徳君) 日程第21、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣については、お手元に配付した別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配付した別紙のとおり派遣することに決定いたしました。 以上で、本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。---------------------------------------町長あいさつ ○議長(田島正徳君) ここで、町長あいさつをお願いします。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 令和2年第6回宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は去る11月26日に開会以来、本日まで13日間にわたりまして、補正予算や条例の改正をはじめ、諸議案につきまして慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決、ご同意をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 また、今期定例会におきまして、議員の皆様方から賜りましたご意見、ご提言などにつきましては、これを十分留意しながら今後の町政運営に当たってまいります。 これから年末ということで、大変気ぜわしくなる中、新型コロナウイルスの感染拡大も大変心配されます。また、寒さも一段と加わってまいります。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層の力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉議の宣告 ○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(田島正徳君) これにて令和2年第6回宮代町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午後4時44分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和 年  月  日        議長      田島正徳        署名議員    合川泰治        署名議員    土渕保美...